【事務長コラム】初めまして 事務長の髙階です

　このたび令和6年4月1日に副院長兼事務長として赴任しました髙階（たかしな）です。どうぞよろしくお願いいたします。
　私はこれまで県立西宮病院を皮切りに、兵庫県こころの医療センター、県立加古川医療センター、兵庫県災害医療センターと、4つの県立病院で延べ10年間業務に携わってきました。公立神崎総合病院は今まで赴任したどの病院とも違い、地元に根差した病院であり、この地域で生活されている方々にとって、なくてはならない病院であると強く感じています。

　私は、自宅のある明石市から片道約60kmを車で通勤しています。明石市は晴れていたのに神河町は雨…。逆も多々あり、同じ県内でも天候の違いにはいつも驚かされます。1時間20分程かけて起伏に富んだ山々に囲まれた神河町に到着し、車を降りて、朝の清々しい空気を深呼吸するのがとても気に入っています。（時間的余裕がある場合ですが。）
　自宅の辺りではめっきり見かけることが少なくなったツバメも、当院の周りではたくさん見かけることができます。先日はひな鳥が飛ぶ練習をしているのを事務室の窓から目にし、心が和みました。

　さて、改めて公立神崎総合病院の印象ですが、患者さんと病院スタッフとの距離感がとても近いと感じています。病院スタッフに地元出身者が多いのも影響していると思いますが、患者さんとスタッフのやり取りを見ていると、お互いに思いやりのようなものを感じます。もちろん否定されるご意見もあると思いますが、私としてはそのつながりを大切に育てていけたらと思っています。
　公立神崎総合病院では、今後、人口減少や高齢化がますます進む中で、いかに住民の皆さんのニーズに応え、良質な医療サービスを提供していけるかが重要な課題であると考えています。当院をご利用いただいている皆さんにおかれましても、ご意見やご提案等をいただくなど、ご支援をいただければ幸いです。
　私自身、公立神崎総合病院職員としては駆け出しの1年生ですが、精一杯当院の課題に取り組んでいきますので、どうぞよろしくお願いします。