【ケアステだより】みんなで考え、みんなで決める
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お家で「晩ごはんは何にする?」「今度のお休みはどこに行く?」と、家族で話し合って決めることはありませんか。学校では掃除の当番を決めたり、職場や地域では懇親会の場所を相談したりと、私たちの暮らしの中には、みんなで話し合って決める場面がたくさんあります。
家族であっても、一人ひとり考え方や感じ方は異なります。相手の話を聞きながら、自分の意見も伝え、折り合いをつけて決めていくことは、大人にとっても簡単なことではありません。
ケアステーションの療育でも、子どもたちが話し合って決める経験を大切にしています。友だちの話を聞かずに自分の意見を通そうとしたり、「どうせ関係ない」と話し合いから離れてしまったりと、少し揉めながら進むこともあります。それでも、すぐに正解を出すことや全員が完全に納得することよりも、「違う考えがあることを知る」「相手の話を聞こうとする」「自分の気持ちを言葉にしようとする」その過程を重ねることに意味があると考えています。
うまく言えずに黙り込んでしまう子もいます。そんなときは無理に答えを求めず、「聞いているだけでもいいよ」「あとで考えが変わってもいいよ」と伝え、その場に一緒にいることを大切にしています。みんなで決める経験は、考え方や感じ方の違いを前提に、どう関わり合い、どう共に生きていくかを学ぶ時間です。多様性を尊重する社会の中で、こうした力はこれからますます大切になっていくと感じています。

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