【職員コラム】神河ライフ満喫中!!
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今回のコラムは、総合戦略室 宇野副室長です。
昨年度までは、新温泉町にある公立浜坂病院の事務長として勤務。2025年春に発足した「総合戦略室」では、病院経営に関するさまざまな課題に向き合う日々を送っています。
とにかく好奇心旺盛で、明るく元気!!誰よりも神河ライフを満喫しながら、ふと感じたことや日々の出来事を、自身の視点で軽やかにつづってくれました。
兵庫の北西部の町で60歳の役職定年を迎えてから、ここ神河町で人生初のひとり暮らしをするとは想像もできなかったことだ。人生何が起こるかわからない。
神河町は、若かりし頃から年に1回程度は訪れていた場所であった。旧大河内町には旧知の仲間もおり、その意味でも深い「ご縁」のある土地柄なのだと、しみじみ感じているこの頃である。
神河町のいいところはたくさんある。一つ目に、何よりも人がやさしい。通勤途中、花に水をやっているご年配女性に「おはようございます。いつもこの花に癒されています」とご挨拶すると、初対面にも関わらず、「もう歳やからええことはでけへんけど…。気ぃつけてなぁ。」と返してくださる。何気なく街で出会う方が、みんな笑顔で反応してくれるのだ。
二つ目に、自然豊かで緑に囲まれて空気と水が美味しい。水道の水まで美味しい。名水を汲みに行くのも休日の楽しみのひとつ。この水でコーヒーやごはんを炊くと美味しくなり、調理も楽しくなる。また、古民家を再生したお洒落なカフェや飲食店巡りをするのもよい。「銀の馬車道」は趣のある街道で、通りを歩くだけで落ち着くのがなんとも心地よい。
三つ目は、びっくりするぐらい「まつり」が多い。揚羽まつり、ほたるまつり、夏まつりに秋まつりなど、多くのイベントが繰り広げられているように感じる。8月には官舎から突然音がして「なんだ?」と窓を開けると花火が見えた。なんと、村で花火をあげていたと聞いて驚いた。
人口減少や少子高齢化で過疎化が進み、地域の担い手が減少して地域コミュニティが消滅しつつある地域もある中で、このまちは「踏ん張っている」と感服した。同時に、人々が集まることの意義、大切さをあらためて痛感している。
縁あってこの病院にお世話になって早半年、地域住民の安心の拠り所となれるよう、微力ではあるがお役に立てたらと思っている。


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