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    熱中症に注意しましょう(7月6日更新)

    • ページID:2110
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     真夏だけでなく、初夏から9月の残暑が続く頃まで、熱中症で救急搬送となる方、亡くなられる方も多くなっています。特に、急に気温が上がった日や蒸し暑くなった日等には、注意が必要です。

     今年も記録的な猛暑が予測されます。熱中症のリスクが高まると考えられる時は、エアコンや扇風機を効果的に使うなど、予防行動に気を付けてください。日ごろから、熱中症の症状を理解して、適切な対応ができる準備しておくことも大切です。

     熱中症について正しい情報を知り、普段からの対策をおねがいします。


    熱中症とは

     高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をさします。

     体調悪化時は、とくに、体温調整機能が弱まります。 高温環境下に長期間いる時だけでなく、おう吐や下痢など体調不良が続いたときにも、熱中症の可能性が高まります。

     熱中症は、死に至る可能性もある状態です。「屋外で日差しに当たる」ときだけではありません、約4割は住居内で発生しています。また、発生の6割は高齢者の方です。

     屋外だけでなく室内で何もしていないとき、また、日中だけでなく夜間でも発症することがあります。

     エアコンなどを適切に利用し、水分の不足には十分注意して、体調管理に気をつけていただきますようお願いします。

    熱中症が増えています(内閣府PDF)

    熱中症の症状

    熱中症の症状と応急処置
    程   度症   状応 急 処 置 

     軽症

     ・発汗あり

     ・体温:平熱

     ・意識障害なし

    〇めまい

    〇立ちくらみ

    〇こむら返り・足がつる

    〇どんどん汗をかく

    〇手足のしびれ

    〇気分不快感

    1.涼しい場所に移動し、仰向けに寝かせる。

     クーラーがきいた室内や日陰で風通しの良い涼しい場所に移動し、服をゆるめて安静に寝かせる。

    2.体を冷やす

     首・脇の下・太ももの付け根等を保冷剤や冷たいタオルで冷やす。

    3.水分・塩分の補給

     冷たいスポーツドリンクや経口補水液がおすすめです。

    →症状が改善しない場合は、受診しましょう。

     中等症

     ・発汗あり

     ・体温:40度未満

     ・意識障害なし

    〇頭痛

    〇吐き気

    〇おう吐

    〇だるさ

    〇疲れ

    1.涼しい場所に移動し、仰向けに寝かせる。

     クーラーがきいた室内や日陰で風通しの良い涼しい場所に移動し、服をゆるめて安静に寝かせる。

    2.体を冷やす

     首・脇の下・太ももの付け根等を保冷剤や冷たいタオルで冷やす。

    3.水分・塩分の補給

     冷たいスポーツドリンクや経口補水液がおすすめです。

    →水分補給が出来ない場合や症状が改善しない場合は、受診しましょう。

     重症

     ・発汗停止

     ・体温:異常な高体温

     ・意識障害あり

    〇呼びかけへの反応がおかしい

    〇けいれん

    〇異常な高体温

    〇普段通りに歩けない

    〇汗がでなくなる

     救急車を呼ぶ

    熱中症に注意が必要な方

    1. 高齢の方・子ども・肥満の人
    2. 長時間の屋外作業の時
    3. 著しい筋肉運動
    4. 脱水症状(例:風邪をひいている、熱がある、下痢をしている)
    5. 体調不良(二日酔い、寝不足など)
    6. 低栄養状態
    7. 障がいがある人、基礎疾患のある人(心臓疾患、糖尿病、精神疾患など)

    高齢者の方は、暑さやのどの渇きを感じにくかったり、体温調整がしにくかったりするため注意が必要です。

    上記の方は、高齢者同様、十分な注意が必要です。その日の体調にもよるので、日ごろの体調管理にも注意が必要です。

    高齢者のための熱中症対策(表面)(厚労省PDF)
    高齢者のための熱中症対策(裏面)(厚労省PDF)

    熱中症予防のポイント

    熱中症予防のために(表)(厚労省PDF)
    熱中症予防のために(裏面)(厚労省PDF)

    1.暑さを避けましょう

     気温と湿度に注意して、屋外では日傘や帽子を使用して直射日光を避けましょう。休憩する時は、日陰で風通しの良い場所を選びましょう。

     屋内ではエアコンや扇風機を使用し、こまめに換気をしながら室温(28度を目安)と湿度(50~60%を目安)を適切に保ちましょう。また、日中だけでなく夜間も昼間に蓄えられた熱で室温が上昇するので、エアコンや扇風機を使用して夜間熱中症を予防しましょう。

    2.適宜マスクをはずしましょう

     気温・湿度の高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなる恐れがあります。感染対策を心がけていても、人と十分な距離を確保できる場合は、マスクをはずしましょう。

     また、マスクを着用している時は負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人と十分な距離をとった上で、適宜マスクをはずして休息を取りましょう。

    3.こまめに水分補給をしましょう

     のどが渇いていなくても、入浴前後や起床後等こまめに水分補給をしましょう。水分は1日あたり1.2Lを目安に補給し、大量に汗をかいたときは塩分も補給しましょう。

    4.日頃から健康管理をしましょう

     日頃から体温測定と健康チェックをしましょう。また、バランスの良い食事や十分な睡眠をしっかりとりましょう。

     普段と体調が違ったり、悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養しましょう。

    5.暑さに備えた体づくりをしましょう

     暑くなり始めの頃から無理のない範囲で、適度に運動(「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度)をしましょう。

    『熱中症警戒アラート』について

     熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境なると予想される日の前日夕方または、当日早朝に都道府県ごとに発表されるアラートです。

    熱中症警戒アラート発表時の予防行動

    1. 外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。
    2. 熱中症のリスクが高い方に声かけをしましょう。
    3. 普段以上に熱中症予防行動を実践しましょう。
    4. 外での運動は、原則中止または延期しましょう。
    5. 暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。

    熱中症警戒アラート

    暑さ指数(WBGT)について

     暑さ指数(WBGT)とは、気温、湿度、輻射熱(日差し等)からなる熱中症の危険性を示す指標で、「危険」「厳重警戒」「警戒」「注意」「ほぼ安全」の5段階があります。段階ごとに熱中症を予防するための生活や運動の目安が示されていますので、日常生活の参考にしましょう。

     環境省:「熱中症警戒アラート(兵庫県)

                                                        環境省「熱中症予防サイト」より

    災害時の熱中症予防について

     例年、梅雨から秋にかけて台風や豪雨など風水害が多く発生するようになります。災害時には、慣れない環境や作業で熱中症のリスクが高くなりますので、お互いに声をかけながら十分に注意しましょう。

    災害時の熱中症予防

    関連リンク

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    神河町役場健康福祉課

    所在地: 〒679-2414 兵庫県神崎郡神河町粟賀町630番地(神崎支庁舎内)

    電話番号: 0790-32-2421 ファックス番号: 0790-31-2800

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