令和4年2月のメッセージ

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　今年の冬は、長期予報のとおり寒さ、積雪共に例年を上回る状況が続いています。年末年始を含めこれまでに計6回のまとまった積雪があり、特に年末年始の大雪では除雪作業に追われた方も多くいらっしゃったのではないかと思います。

　一方で、5年目を迎えたスキー場は、連日、姫路・京阪神など近畿圏の他四国方面からも多くの方が来場され、12月19日のシーズンオープンから1月末時点での来場者は2万5千人を超え、平成29年のオープン時にも迫る賑わいを見せています。今年は事業者により新たに16基の降雪機の導入で全てのコースに降雪が可能となり、更に今年は自然雪にも恵まれ、全コースとも大変良いコースコンディションとなっています。

　1月27日には、神河中学校2年生のスキー実習が行われ好天にも恵まれ、生徒たちは白銀の世界で自然を満喫しました。2月10日には小学校での自然体験実習も予定されています。

　さて、新型コロナウイルス感染症はオミクロン株とともに第6波が襲来、まん延防止等重点措置は、1月9日からの沖縄、広島、山口の3県に続いて、指定区域を追加し兵庫県は25日に指定され27日より今月20日までの間重点措置を実施することとなりました。

　兵庫県では11日には113人でしたが、27日には4300人と連日過去最多を更新。神崎郡内も一桁台から一気に30人を超える急激な感染者の増加となっています。医療現場のひっ迫を防ぎ、社会経済活動を停滞させないためにも一人一人が絶対に感染を阻止するとの強い自覚の基、マスクの着用、手洗い・うがい、三密を避けるなど基本的な感染対策とリスクの高い行動回避とあわせ家庭内感染を予防するため帰宅後の感染対策と健康管理の徹底をよろしくお願い申し上げます。神河町としても兵庫県の方針に基づき対策本部会議での決定事項を踏まえ、今後も適宜、情報発信してまいります。

　尚、第3回目のワクチン接種の案内を高齢者から順次行っており2月1日から接種が始まります。また64歳以下の方々への案内は7日より順次発送予定です。引き続きワクチンの積極的な接種のご理解ご協力を、よろしくお願いいたします。

　さて、1月9日にはグリンデルホールにおいて成人式が開催され108名の新成人が新たな一歩を踏み出しました。式典では、新成人を代表して、実行委員の岸田剛さんが「希望ある明るい未来を思い描きながら、社会を明るく盛り上げていける若者でありたい」と、誓いを述べられました。民法の改正により4月からは18歳で「成人」となりますが、神河町では「二十歳の集い」として開催する方向で考えています。新成人の皆様の今後ますますのご活躍を期待しています。

　27日には神河町議会臨時会を招集し、子育て世帯の臨時特別給付金に引き続き、困窮世帯等への給付と所得制限撤廃による給付について可決いただきましたので、速やかにご案内させていただきます。また、3月末で契約満了となる観光施設の指定管理者指定についても議決され、グリーンエコー笠形をはじめとした神河町観光交流施設計9施設の契約者が決定いたしました。契約期間は10年、または5年となります。

　2月1日から25日にかけて、令和4年度、5年度の入札参加者資格申請の受付を行います。お忘れのないよう手続きをお願いいたします。

　16日からは確定申告が始まります。新型コロナウイルスの感染リスクを減らすため、ご自宅での申告書作成、e-Taxや郵便での提出。申告会場での混雑緩和、時間短縮へのご協力もお願いいたします。
　なお、今年度は、中央公民館・支庁舎・情報センターを除く各会場において、マイナンバーカードの臨時窓口を開設いたします。是非、この機会をご利用いただき今後必要となるマイナンバーカードの取得にご協力をお願いいたします。

　広報でもご案内しておりますが、任期満了に伴う神河町議会議員選挙は4月17日に執行されます。なお、立候補予定者説明会は2月14日に開催予定です。

　結びになりますが、南太平洋・トンガ沖の海底火山の大規模噴火では8000キロメートル離れた鹿児島県や岩手県、高知県など各地で1メートル前後の津波を観測、全国8県で最大22万9千人が避難指示の対象となりました。

　また大分・熊本でも震度5強の地震が発生し大きな被害となっています。自然の恩恵と驚異のはざまの中ではありますが、常に、私たちでできる最大の備えをしておくことが大切です。

　経済活動を支えながらコロナの収束に向けて町民皆様と心を一つに取り組んでまいる決意を申し上げ、2月のご挨拶とさせていただきます。