令和2年11月のメッセージ

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　朝夕が冷え込む季節になりました。山々の紅葉も日毎に深まりを見せています。町内の観光施設では、国・県のGo to キャンペーンとWelcome to かみかわ事業の効果もあり、大変な賑わいとなっていますが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。砥峰高原では先月からススキが見頃を迎え、新聞、テレビの報道の中、平日、週末を問わず、多くの観光客が訪れています。

　10月は例年各地区で秋祭りが開催され、盛り上がりをみせるところですが、今年は新型コロナの影響により、縮小または神事のみが行われた地区が多かったのでないでしょうか。

　そのような中、10月1日から2日にかけて、神河中学校3年生が南近畿方面へ。また22日から23日には町内の小学6年生が京都方面に修学旅行に出発しました。全国的には修学旅行を中止する学校がある中、神河町では小学校・中学校共に実施することができ、嬉しく思うと同時に、子ども達の学校生活のよき思い出としてしっかり心に残ることでしょう。

　10月1日には、神崎高校からJR新野駅に手作りの長いす2脚を、また14日には寺前駅にも神河町をイメージしたハート型の長いす1脚を寄贈していただきました。神崎高校は神河町の各種事業への参加など、多大なご協力をいただいています。その中で木工クラフト部では、ベンチ・椅子を中心に、各種イベントにも出品され、実は私もその都度購入して楽しんでいます。改めまして、神崎高校の関係者と生徒の皆様に感謝を申し上げます。JRやコミュニティバスを利用される際には、時間待ちなどに是非ご利用いただき、その座り心地を楽しんでください。

　24日には、中央公民館グリンデルホールで、神河町歴史文化遺産保存活用地域計画認定記念シンポジウムが開催されました。兵庫県で第1号の文化庁の認定を受けたこと、また保存活用地域計画に基づく、神河町の地域創生推進の新たなスタートとして開催させていただきました。神河町の歴史文化遺産は、日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」エリアに多く存在しており、これからの活用と地域創生について意見交換させていただきました。

　11月に入りますと、2日には、カーミン年賀はがきの発売が始まります。今年も20,000枚の限定として販売させていただきますので、ご希望の方はお早めにご購入ください。

　3日には、第15回ふるさと文化祭芸能発表会が中央公民館グリンデルホールにおいて開催されます。文化協会サークルやシニアカレッジ趣味クラブの皆様の歌や踊り、三味線や琴の演奏など、盛りだくさんの内容となっています。是非お越しください。
　同じく13日から15日までの3日間、神崎体育センターでふるさと文化祭作品展が開催されます。町内の幼稚園や小中学校、文化協会、シニアカレッジ会員による書道や絵画などの力作を展示いたします。合わせてご案内させていただきます。

　さて、神河町商工会では10月1日から「元気回復応援キャンペーン」が始まりました。フェイスブック、インスタグラム、ツイッタ－などSNSで神河の観光施設や飲食店での写真や動画を投稿していただくと、抽選で3,000円分の商品券や特産品がもらえます。町内、町外問わず、多くの方に観光施設や飲食店をご利用いただき、町内の活性化にご協力をお願いいたします。

　また、地域創生戦略会議でもご意見を頂戴しました、子育てを支援するためのアプリ「かみかわちょう子育て応援アプリ」が10月1日よりスタート。スマートフォンにアプリをインストールし、お子様の情報を登録することで、予防接種のスケジュール管理や子育て情報を検索できるアプリです。是非ご活用ください。

　結びに11月9日から秋季全国火災予防運動が始まります。これからの時期は空気が乾燥し、火災が発生しやすくなります。町内ではこれまでも焚き火や野焼きによる火災が発生しています。火の取り扱いには十分注意をお願いいたします。季節の変わり目です。体調管理には十分ご留意いただきながらお過ごしいただきますようお祈りをし、11月のご挨拶とさせていただきます。