令和2年10月のメッセージ

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　ようやく過ごしやすい季節になってまいりましたが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。

　まずは、安倍首相の退陣により新たに菅内閣が発足しました。安倍内閣の政策の継承と特に新型コロナ対策を重要政策に掲げた新たな国づくりが始まりました。私たちが期待するところは、コロナ対策は基より、地方創生事業の継続など地方分権が進む政策展開を強く期待するところです。

　9月1日から始まりました第96回神河町議会定例会は25日に閉会し、令和2年度補正予算、令和元年度各会計決算認定をはじめ全ての案件につきまして、真摯なご論議、ご助言の中、ご承認、可決いただきました。監査委員の決算審査のご意見、また本会議、決算特別委員会でのご提言等を、執行部一同真摯に受け止め、地域創生総合戦略に基づく5年間の目標達成と長期総合計画はじめ、更に長期的視点に立ったまちづくりに邁進いたします。

　神崎体育センターで開催された第15回神河町美術展は、日本画、洋画、書、写真、彫塑工芸の5部門合わせて169点の作品が出展され、会場にはのべ627人が来場されました。どの作品も作者の熱意を感じると同時に、皆様の芸術に対する関心度の高さをあらためて感じました。

　新型コロナウイルスの影響で延期になっていました神河町消防団新入団員・幹部訓練が9月6日、神崎小学校グラウンドで実施されました。姫路市中播消防署から10名の講師にお越しいただき、新入団員および幹部119名が規律や礼式の指導を受けました。残暑厳しい中、また感染症対策としてマスクを着用しての訓練でしたが、指導を受ける団員の姿を見て、非常に心強く感じました。

　9月18日から21日にかけて開催されましたかみかわ木造インターンシップ。今回は日本工科大学校と東播工業高校の生徒21人に参加いただき、難波酒店外観の修景工事に取り組んでいただきました。木造建築の技術の継承と地域間交流を目的に、長きにわたり取り組まれている兵庫土建組合神崎分会および実行委員会の皆様にあらためて感謝を申し上げます。

　秋の全国交通安全運動が9月21日から30日まで実施されました。関係団体の皆様には町内交差点での交通立番の御協力ありがとうございました。これからの時期は日暮れが早く、夜間や夕暮時の事故が多発する時期です。早めのライト点灯とハイビームの活用、そして一旦停止、横断歩道の歩行者優先の運転をお願いします。

　現在行われている国勢調査は、9月中旬から調査員が皆様のご家庭に調査表を配布しています。回答期限が10月7日までとなっていますので、お早めにご回答をお願いいたします。またスマートフォンやパソコンがご利用いただける方は、是非インターネット回答をお願いいたします。

　10月24日には、「神河町歴史文化遺産保存活用地域計画」認定記念シンポジウムが開催されます。神河町の歴史文化遺産を守り、育み、活かしていくため、町民の皆様と共に考えあう機会として開催いたしますので是非お越しください。

　新型コロナウイルス感染対策につきまして、感染者数は3つの密の回避や検査体制の充実などに取り組む中、着実に減少傾向にあり、国・県のGO TOキャンペーンもスタートしました。同時に神河町の独自施策「 Welcome Toかみかわ 」もスタートし、9月の4連休では大変な賑わいを見せました。引き続き3つの密を常に意識しながら神河町の経済回復を官民一体となって推進してまいりましょう。

　結びに、秋の深まりとともに、これから益々、朝夕の寒暖の差も激しくなってまいります。皆様には健康管理に充分ご留意いただきますと共に、引き続き、町政運営にご支援、ご協力を賜ります様お願い申し上げまして、10月のご挨拶とさせていただきます。