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あしあと

    9月3日は睡眠の日です

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    • [更新日:]

    9月3日は何の日か、ご存じでしょうか? “ぐっすり”という語呂合わせから「睡眠の日」とされています。ちなみに「睡眠の日」は春(3月18日)と秋(9月3日)の年2回あり、日本睡眠学会と精神・神経科科学振興財団が設立した睡眠健康推進機構が、睡眠や健康への意識を高めることを目的に制定しました。

    睡眠の日の前後1週間の8月27日~9月10日を健康睡眠週間として啓発活動が行われています。

    睡眠の役割

    睡眠には、疲労回復、細胞の修復、記憶の整理、免疫機能の強化など、さまざまな重要な役割があります。睡眠不足は、心身の健康に悪影響を及ぼすため、十分な睡眠時間を確保することが大切です。

    • 疲労回復…睡眠中に脳や体が休息し、日中の活動で疲れた体を修復します。
    • 細胞の修復…睡眠中に成長ホルモンが分泌され、傷ついた細胞の修復や新しい細胞の生成を促します。
    • 記憶の整理と定着…睡眠中に日中の記憶を整理し、必要な情報を脳に定着させます。
    • 免疫機能の強化…睡眠中に免疫物質が生成され、病気や感染症に対する抵抗力を高めます。
    • 代謝の調節…睡眠中に血糖値やホルモンバランスを整え、代謝を調節します。
    • 精神的な安定…睡眠不足はストレスや不安を増大させますが、十分な睡眠は心の安定をもたらします。
    • 認知機能の向上…睡眠不足は集中力、記憶力、思考力の低下につながりますが、十分な睡眠はこれらの認知機能を向上させます。

    適切な睡眠時間

    適切な睡眠時間には個人差があります。短すぎても長すぎても生活習慣病のリスクは高まるため、日中の眠気や疲れ具合を目安に、自分に合った睡眠時間を知ることが大切です。

    平均睡眠時間
    年齢睡眠時間
    1歳から2歳児11時間から14時間
    3歳から5歳児10時間から13時間
    小学生9時間から12時間
    中学生・高校生8時間から10時間
    大人7時間

    睡眠と生活習慣病の関係について

    質の悪い睡眠は生活習慣病のリスクを高め、かつ症状を悪化させてしまうことがわかっています。睡眠と生活習慣病の関係を知り、規則正しい生活をするように心がけましょう。

    睡眠不足の影響

    • ホルモンバランスの乱れ…食欲を調整するホルモン(レプチン、グレリン)のバランスを崩し、食欲を増進させ、肥満につながる可能性があります。
    • インスリン抵抗性の増加…血糖値を下げるインスリンの働きを悪くし、糖尿病のリスクを高めます。
    • 高血圧と動脈硬化…交感神経を活性化させ、血圧を上昇させ、高血圧や動脈硬化を進行させることがあります。
    • 免疫力の低下…免疫力を低下させ、感染症にかかりやすくなるだけでなく、病気からの回復も遅れる可能性があります。
    • 認知機能の低下…集中力や判断力の低下、認知機能の低下を引き起こし、生活の質を大きく損なう可能性があります。

    不眠症は国民病

    成人の3〜4割が不眠症状を経験し、特に女性に多いといわれます。慢性不眠症は成人の約1割にみられ、原因はストレスや心身の病気、薬の副作用などさまざまです。加齢とともに増え、60歳以上では半数以上にみられます。不眠症は珍しい病気ではなく、日本では成人の約5%が睡眠薬を使用しています。家庭での対処で改善しない場合は、専門医へ相談しましょう。

    不眠症とは

    不眠症とは、入眠障害(寝つきが悪い)・中途覚醒(眠りが浅く途中で何度も目が覚める)・早朝覚醒(早朝に目覚めて二度寝ができない)などの睡眠問題があり、そのために日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。多くは自然に改善してますが、慢性化すると治療が必要になります。原因はストレス・心身の病気・薬の副作用などさまざまで、放置すると悪循環に陥ることもあります。

    健康づくりのための睡眠指針

    厚生労働省では、良い睡眠のため生活習慣・環境や睡眠不足・睡眠障害の予防などについて、「健康づくりのための睡眠指針2014~睡眠12箇条~」がつくられました。

    <睡眠12箇条>

    1.良い睡眠で、からだもこころも健康に

    2.適切な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを

    3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります

    4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です

    5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を

    6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です

    7.若年世代は夜更かしを避けて、体内時計のリズムを保つ

    8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を

    9. 熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠を

    10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない

    11.いつもと違う睡眠には、要注意

    12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を

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