令和4年11月のメッセージ

動画でもご覧いただけます。

　砥峰高原のススキが夕日に照らされて黄金色に輝き、秋の深まりを感じる今日この頃ですが、皆さまにはいかが過ごしでしょうか。

　政府は、新型コロナウイルス感染症に対する対策において、10月11日から入国者総数の上限を撤廃するなど外国人の受入れを本格化させています。今後、全国旅行支援やインバウンド需要などが見込まることからも、多くの人が訪れるまち「神河町」に磨きをかけてまいります。
　また、現在、オミクロン株対応のワクチン接種を進めています。皆さまには、基本的な感染対策と、ワクチン接種について改めて御協力をお願いいたします。

　さて、10月2日には、3年ぶり第3回神河ヒルクライムが開催されました。全長17.3km、標高差773mの激坂コースに全国各地から総勢329人が挑戦されました。優勝タイムは38分45秒と峰山路を颯爽と駆け上がる姿、そしてチェーンとギアが嚙み合う音は圧巻でした。また、元J1プレーヤ―で、現在、Kiss FM KOBEでラジオパーソナリティを中心に活躍されています近藤岳登さんにも、ラジオの取材がご縁で参加いただきました。色んな人・色んな企業とタイアップしながら、今後とも、多くのサイクルリストの方が集う大会、そしてサイクリストが集う町として、盛り上げていきたいと思います。

　10日には、厚生労働省主催「通いの場全国フェスティバル」が東京で開催され、近畿地区優勝の杉区ふれあいサロンの投稿ビデオが「ご当地体操＆地域の魅力発信動画コンテスト」部門で優秀作品として表彰されました。19日には表敬訪問を受けました。その場において皆さまと動画の視聴を行いましたが、「杉のええとこ音頭」を中心に、杉区での通いの場について撮影・編集された内容は、参加されています皆さまの生き生きとした笑顔が入賞に結び付いたものと感じました。今後、このような地域活動に対して行政として更に応援してまいります。

　14日には、齊藤兵庫県知事が神河町を訪問されました。砥峰高原、コオロギ養殖BugMoや寺前楽座まちの灯りを小寺議長や上野県議と共に案内し、神河町の魅力を十分に伝えることができたものと考えています。砥峰高原では所定の時間を大幅に超えてススキの様子を、BugMoのコオロギ養殖にはSDGsの取組の可能性などの話で大いに盛り上がりました。
　兵庫県で一番人口の少ない神河町ですが、神河町の魅力と元気な姿を多くの皆さまに見ていただき、発信していただくことが、神河町との関係人口の入り口に繋がっていくものと考えています。

　24日には兵庫県議会正副議長に31日には斎藤兵庫県知事に、兵庫県町村会として要望を行ってきました。県全体としての要望会ではありますが、神河町からはJR播但線の利活用や県道整備などを重点的に要望も行っています。
　兵庫県とともに知恵を出しながら、改善に向けて取り組んでまいります。

　最近、新聞やテレビで神河町を取り上げていただく機会が増えてきています。11月に入りますと、ふるさと文化祭芸能発表会、かみかわ商工祭、名水めぐりゆずマラニックなど、ようやく、まちを知る、まちを知っていただく、各種イベントの復活です。皆さまには、イベント等にも参加していただき、神河町の魅力を感じていただくとともに、私も一緒に参加することで、情報発信に努めてまいります。

　結びになりますが、9日から15日にかけて『お出かけは　マスク戸締り　火の用心』の防災標語のもと、秋季全国火災予防運動が実施されます。空気が乾燥し火災が発生しやすい時季を向かえています。13日には神河町消防団による防火パレードや消火器等の点検活動も行うなど、火災防止に努めていきますので、皆さまにも十分注意をお願いいたします。

　これからますます朝夕の冷え込みが厳しくなり、新型コロナと合わせてインフルエンザが猛威を振るう季節となってきますが、体調管理に十分気を付けていただき、元気で過ごしてくださいますようお願いし、11月のご挨拶とさせていただきます。