令和4年5月のメッセージ

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　風薫る5月、日毎に草木の緑が映えるようになってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。コロナ禍の3年目で初めての緊急事態宣言のないゴールデンウィークを迎えます。感染者が一気に下げ切らない状況ですが、人の流れもこれから多くなり経済も徐々に回復に向かっていかなければなりません。これまで同様、感染対策に心がけ日々お過ごしくださいますようお願いいたします。

　尚、3回目のワクチン接種は引き続き行っておりますので、接種券が届いた方から順次接種の予約をお願いいたします。

　4月12日告示の神河町議会議員選挙は、定数12名のところ11名の立候補で無投票が確定しました。5月から今後4年間新しい議員の皆さまと真摯な議論を深め元気な神河町建設に邁進いたします。2日には臨時議会が開催され議長副議長はじめ委員会構成が決まり併せて補正予算等の審議をいただきます。

　2月24日から始まったロシア軍によるウクライナ侵攻は、連日さまざまなニュースが報道されています。多くの尊い命が奪われ続けていること、戦争になると民間人が必ず巻き添えになることなど、戦争の悲惨さを改めて感じています。一日も早い終結を心から強く願っています。

　4月を迎え神河町では、桜満開の中で、保育所、幼稚園、小学校、中学校そして高校で入学式がありました。少し大きめの制服に身を包み、初々しく登校している姿を見ていると、無事にスタートを切れたのでないかと感じています。

　今年は天気にも恵まれ久しぶりに多くの人で賑わいを見せました桜華園の「さくらまつり」や、こいのぼりが遊覧するグリーンエコー笠形が、4月16日放送されましたサンテレビ「サタデー9」で紹介されました。

　桜は神河町の町花です。3月には、「ヨーデルの森」にも桜が記念植樹されました。今後、テングス病などの被害を受けているソメイヨシノなど桜を守る取り組みを展開しながら、引き続き桜咲く神河町をPRしてまいります。

　4月3日には、神河町消防団初出式並びに入退団式が挙行されました。平岡靖浩前消防団長をはじめ本部役員や消防団員の皆さまには、神河町の安全安心の最前線での御尽力に対しましてお礼申し上げます。この2年間は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、気苦労も多かったのではないかと察しますが、消防団に対する地域住民の期待は大きいことからも、笹倉武志新消防団長はじめ本部役員や消防団員の皆さまには引き続き神河町の安全安心のまちづくりにご尽力賜りますようお願いいたします。

　神河町役場では、4月1日付で職員の異動とともに7名の新任職員を迎えました。人口減少対策に特効薬はありませんが、多くの人が集うまちづくりには人材確保と人づくりは必要です。厳しい財政状況は変わりませんが、適正な人員配置に努め、地域創生事業に邁進してまいります。

　そのような中、15日、内閣府から地方創生の推進に関する関係者ヒアリングとして自民党地方創生実行統合本部に出席の機会をいただきました。
　今回のヒヤリングテーマは「若い女性の地方移住」であり、シングルマザーの地方移住は有効である議論の中、全国で先進的に取り組んでいる神河町にお声掛けいただき「シングルマザー支援事業」の活動と若者世代の定住には教育環境、医療環境、特に産婦人科・小児科の充実は定住条件の大きな要素であることから国においても地方に対する医師確保を中心とした医療環境の充実について意見交換させていただきました。

　結びに、5月30日から第12回目となります町政懇談会を開催します。神河町の現状をしっかりと捉えることで、将来への課題も見えてくるものと考えます。各ブロックでの開催で、懇談会の出席は区三役としておりますが、何と言いましてもまちづくりの主人公は町民の皆さまお一人お一人です。忌憚のないご意見を頂戴したいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

　引き続き、ご支援とご協力、ご指導・ご鞭撻をお願い申し上げ、5月の挨拶とさせていただきます。