令和元年6月のメッセージ

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　吉冨地区の茶畑では新茶の香りが漂う中「仙霊茶」の茶摘みが始まるなど、緑が映える季節になりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

　さて、5月13日からスタートしました第10回集落別町長懇談会では、町民皆様のご協力により12地区を終了することができました。今年も、神河町の3つの最重要施策、一つ目として神河町地域創生事業の実施、二つ目として公立神崎総合病院北館改築事業の実施、三つ目として集落要望の確実な実行を中心に話をさせていただいています。
　特に、本年度を地域創生実行最終年度と位置づけ、山の再生として町産「みつまた」の出荷や「センダン」の植樹など、また森林環境譲与税の活用の取組み。農業の再生としてはアグリイノベーション事業「神河イチゴ」の栽培や人参栽培。企業誘致の視点から「しいたけ」事業貸工場の整備。
　また、少子化対策では、平成29年度に60人を割り込んだ出生数が、少し持ち直し61人。引き続き、「交流から定住」への動きを強めるため、さらに若者定住・移住政策、子育て環境の充実や創業支援に取組んでまいります。
　また、多くの皆様の協力をいただき策定しました第2次神河町長期総合計画、そのキャッチフレーズであります「大好き！私たちの町 かみかわ」を広げていく取組にも積極的に関わっていただきたいと考えておりますので、是非多くの皆様に懇談会にご参加頂きご意見・ご提言くださいますようよろしくお願いいたします。

　さて、19日に開催されました第14回神河町消防操法訓練大会は、連日連夜訓練に励まれた各分団が力一杯の操法を披露していただきました。ポンプ自動車の部優勝、小田原分団南小田部、準優勝の粟賀南分団福本部、小型ポンプの部優勝、越知谷分団、準優勝の長谷分団をはじめ入賞されました分団の皆様、本当におめでとうございます。また団員の皆様の日々の活動とそれを支えていただいているご家族・地域の皆様に心から感謝いたします。来る6月23日神河町で開催される神崎郡消防操法大会に神河町の代表として優勝をめざして頑張っていただきたいと思います。

　同じく19日には姫路市文化センターで金婚夫婦祝福式典が中播磨で410組、神河町からは17組の金婚夫婦が参加され盛大に開催されました。50年という人生をともに歩みながら、今日の神河町の未来を見据え礎を築いてこられました皆様方に改めてお祝い申し上げますとともに益々のご健勝を心からご祈念申し上げます。

　22日には、全日本愛瓢会兵庫県神河町大会実行委員会設立総会が開催されました。来年6月には瓢箪をこよなく愛する全国各地の多くの会員の皆様をお迎えしたいと考えております。

　23日は、神河町観光協会通常総会が開催され、この度新たに一般社団法人神河町観光協会としてスタートされることとなりました。法人化されたことで、協会の位置づけが高まることと合わせて自主的な事業展開の幅が広がることからも、これからの活動に大いに期待するとともに、行政としてさらに連携を強め元気な神河を目指してまいります。

　26日には、町子ども会球技大会の前哨戦、神河町ジュニアソフトボール・バレーボール大会が開催され、真夏日のなか熱戦が繰り広げられました。

　28日には姫路護国神社におきまして神河町戦没者慰霊祭が執り行われました。先の大戦で亡くなられた戦没者の御霊を前にして、心静かに「戦争」とはなにか、「平和」とはなにかを自問自答しながら、核兵器のない・戦争のない世界、そして人が集い、平和で豊かな、安心して暮らせる神河町のまちづくりに全力で取組む決意を新たにいたしました。

　6月がスタートします。
　3日から7日までの間、中学2年生87名が参加して、トライやる・ウイークが始まります。町内32事業所でお世話になりますが、子どもたちが地域や事業所の皆様とともに汗を流すことで、働くということが社会活動にとってどれだけ大事なことか感じることのできる絶好の機会となっています。どうぞ温かく見守って頂きますようよろしくお願いいたします。

　さらに6月には、中村を皮切りに犬見川、こっとん亭、そして新田ふるさと村と土曜日ごとにホタルまつりが開催、また鮎の解禁など、神河町の自然と触れ合えるイベントが盛り沢山です。加えて、15日には子ども会球技大会も開催されます。引き続き神河町の魅力を感じていただきますようお願いいたします。
　また、6月17日（月曜日）必着で第2回神河ヒルクライムの参加者を募集しています。町内の皆様も、是非参加してみてください。
　そして、14日から26日までの日程で、第89回神河町議会定例会が始まります。町と議会が、地域創生の取組みをはじめとして、しっかりとまちの未来を見据えた議論を展開していきたいと考えております。

　結びになりますが、出水期となります6月は集中豪雨、河川の増水に十分ご注意頂きながら、健康と安全第一でお過ごしいただきますようお祈りを申し上げまして、6月のご挨拶とさせていただきます。