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あしあと

    平成28年4月のメッセージ

    • ページID:254
    • [更新日:]

    桜の開花が待ち遠しい季節となりました。
    3月26日には、要望しておりました播但連絡道路神崎南ランプにETCゲートが設置。神崎北ランプについても28年度での設置予定と伺っております。また、JR寺前駅から南の全ての駅でICカードイコカでの利用が可能となりました。
    砥峰高原山焼き、かみかわ寄席など恒例行事も、多くの皆様にお越し頂き、楽しんでいただきました。

    さて、3月25日に閉会いたしました神河町議会定例会では提出いたしました全ての議案について可決・承認をいただきました。
    とりわけ、神河町の最大の課題であります地域創生・人口減少対策については、農林業再生にむけ、地方創生人材支援制度の職員派遣を国に要望しておりましたが、このたび農林水産省からの派遣が決定するとともに、4月1日から、「ひと・まち・みらい課」を新設し、関係部署との連携調整を強化して全力で取り組んでまいります。

    また、平成27年度補正予算での地方創生加速化交付金事業とともに、28年度の重点事業と位置付けています(1)神河町地域創生事業(2)公立神崎総合病院北間改築事業(3)峰山高原スキー場整備事業(4)防災行政無線システム整備事業を中心に重点配分を行い、強力に取り組んでまいります。
    その中で兵庫県との協議に長期間を要した病院北館建設については、医療機器整備含めて30数億円を予定しており、その内合併特例債で6億2千万円、残りについて企業債を充て建設してまいります。
    病院運営に対する一般会計からの補助金は、当面毎年5億円の10年間50億円を。その約2分の1が交付税措置されますので、実質25億円の一般財源を確保し地域医療の充実を確立してまいります。

    次に、峰山高原スキー場整備については、2ヵ年での完成をめざして進めてまいりますが、改めて、何点かのポイントを整理したいと思います。

    1つは、昨年1月から兵庫県と共にスキー場整備に向けて始動したわけですが、このたび3月18日の兵庫県環境審議会において、スキー場を盛り込む県立自然公園計画の変更が承認をされました。
    2つは、スキー場計画を含む4地域に係る辺地総合整備事業計画についても、県より「異議なし」の回答を頂いています。
    3つは、スキー場計画は峰山高原ホテルの指定管理問題から出発したプロジェクトであり、ホテル経営と共に冬場の集客対策からのスキー場計画であり、神河町における、ひとつの企業誘致です。
    4つは、神河町の最大の課題は人口減少対策。そのための地域創生アクションプラグラムに基づく継続と強化の事業実施。自然環境を最大限に活用した観光交流人口増とリピーターの増加からの定住人口増加の取り組み。キャッチコピーは「交流から定住へ」であります。
    5つに、定住の基本は播磨圏域を中心とした通勤圏域の中で考えることと、地域内に雇用を生み出すことです。高原の四季を通じた新たな魅力発信による地域内消費と雇用拡大。京阪神から1時間30分という交通アクセスと県立自然公園のもつ魅力を最大限活かし、この高原エリアから、名水・銀の馬車道エリアへと更に拡大させることが可能となるスキー場建設により経済効果の高まりは明らかであります。
    6つは、本事業については町の一般財源を使わない事業であるということです。言い換えればスキー場建設費の一般財源相当分(町からの一時持ち出し分)はもとより維持管理費についても、スキー場を運営いただく指定管理者との指定管理契約書に基づく施設利用料で賄うという考え方であります。

    「観光・レジャー産業は100%企業出資でやればよい」との議会での討論がございましたが、地方創生は、以前のような、行政だけ、企業だけでの実現などはありえません。私が町長に就任してからも産・学・官連携しての企業誘致に取り組んできました。そして今、地方創生は国を挙げて、産・学・官・金・労・言が連携協力してこそ実現するとの指導の下、神河の再生に向けて取り組むことが、行政のやるべき方向であります。
    地域創生に特効薬はなかなか見つかりませんが、この度のスキー場計画はまさしく神河での特効薬になると考えます。

    砥峰高原山焼きの様子

    砥峰高原山焼き

    なお、昨年度に引き続き、中播磨県民センターにおいて、高原の魅力発信事業に予算化もいただいているほか、27年度の特別交付税につきましても、播磨連携中枢都市圏の取り組み、公立神崎総合病院などの地域医療の取り組み、地域創生への取り組み、フェニックス共済加入推進の取組みなどを評価頂きました。
    あらためて、兵庫県のご支援に感謝申し上げながら、引き続き、兵庫県をはじめとする関係機関との良好な関係のもと、町民の皆様にとって最善の施策展開を進めてまいります。

    結びになりますが、まだまだ寒暖の変化が大きく、体調管理には充分ご留意いただきながら、これから暖かくなる好季節を健やかにお過ごしいただきますことをお祈りし、4月のごあいさつとさせていただきます。

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    神河町役場総務課

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