令和7年1月のメッセージ
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令和7年1月のメッセージ(1月1日放送)
新年、明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのことと、心よりお喜び申し上げます。
昨年を振り返りますと、年明け早々に発生しました能登半島地震により多くの尊い命が失われました。現在復旧復興に全力を挙げているところですが、今なお被災された皆様のご苦難が続いていることに、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。そして当町からも復旧支援として4回にわたり避難所支援と家屋被害認定支援に派遣いたしました。
また夏には、地球温暖化の影響を受け、史上最高の暑さを記録しました。と同時に台風の大型化、線状降水帯の多数の発生と豪雨災害により、今年も全国各地域で多くの被害が発生しました。幸いにして、当町では災害の発生には至りませんでしたが、常に防災意識を持ち、安全・安心のまちづくりの体制を整えてまいります。
国政においては石破内閣が発足しました。石破総理は国における第1次地方創生初代担当大臣であり、この度の就任にあたりましても新たな地方創生について対策を講じると言われています。神河町も国の新たな地方創生戦略の中身を十分熟知し、本年度策定する第三期神河町地域創生総合戦略5か年計画に基づき、全力で持続可能な神河のまちづくりに邁進してまいります。
神河町の子どもたちは昨年も頑張ってくれました。神河中学校3年生の福田選手を始め、今季、全国大会や近畿大会など上位大会に18名の児童・生徒が出場し、輝かしい成績を収めてくれました。心からお祝い申し上げますとともに、これからも神河っ子を精一杯応援してまいります。
昨年も多くの企業様から企業版ふるさと納税をいただきました。1年間で10社の企業様から、合計1億1千1百60万円の寄附をいただきました。貴重な財源として有効に活用させていただきます。ご寄附をいただいた企業の皆様には改めて感謝を申し上げますと共に、無駄にすることのないように地域創生に精一杯取り組んでまいります。

表敬訪問に来てくれた「神河っ子」

株式会社エコリング様からの企業版ふるさと納税
そして締めくくりは、ヴィッセル神戸の天皇杯優勝とJ1リーグ二連覇でした。兵庫県内自治体の首長で組織しています「ヴィッセル神戸を応援する首長の会」は当町が事務局を担当しており、神河町にとっても大きな盛り上がりで締めくくれる1年であったと感じています。
また、今年で8シーズン目となります峰山高原リゾートホワイトピークでは、12月14日、20cmを超えるまとまった積雪の中で安全祈願祭が開催されました。46台の降雪機がフル稼働でコース設営を行い、ベストコンディションの中、20日にシーズンオープンを迎えました。今シーズンはインバウンドにも期待をしながら、大いに賑わいを見せることと期待しています。

12月8日 ヴィッセル神戸を応援する首長の会

12月14日 峰山高原リゾート 安全祈願祭
さて、本年は平成17年に2町が合併し、20周年を迎える節目の年です。これまでご尽力をいただきました関係者の方々への感謝と将来ビジョンの共有、そして今後の発展を願うため、20周年式典の開催を予定しています。スケジュールや内容が決まり次第、皆様に改めてご案内を申し上げます。
次に、本年の重点施策であります。
現在、整備を進めている粟賀小学校跡地の公園・図書コミュニティ施設は「神河町図書コミュニティ公園 桜空(おうぞら)」と命名しました。本年3月に工事完了、7月にオープンを迎えます。老若男女が集い、賑わいを発信し、まちの拠りどころとなることをコンセプトとして、神河町はもちろん、このエリアのランドマークとなる施設を目指しています。

神河町図書コミュニティ公園 桜空(おうぞら)
そのほか、子育て支援、教育環境の充実、人口減少対策、安心安全のまちづくり、そして現在編纂中の「神河町史」の発刊など、地域創生、持続可能なまちづくりに向け、粉骨砕身の思いで取り組んでまいります。
結びに、合併20周年を迎える本年を、これまで築いてきた絆をさらに強固にし、未来に向けた新たな一歩を踏み出す年にしてまいります。行政だけではなく、町民の皆様お一人おひとりが主役となり、共に神河町を創り上げる「協働のまちづくり」の実現に向け、引き続き全力を尽くしてまいります。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
お問い合わせ
神河町役場総務課
所在地: 〒679-3116 兵庫県神崎郡神河町寺前64番地(神河町役場本庁舎2階)
電話番号: 0790-34-0001 ファックス番号: 0790-34-0691