令和6年10月のメッセージ

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　危険な暑さが長く続いた今年の夏でしたが、10月を迎えようやく朝夕が涼しく、秋の気配を感じるようになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

　9月2日から始まりました第120回神河町議会定例会は30日に閉会し、条例改正、令和6年度補正予算、令和5年度決算認定など、報告1件、議案30件を提案し、慎重・審議いただいた結果、すべてをご承認、可決いただきました。
　令和5年度決算認定の総括質疑では、「過疎債の充当事業」、「林業、農業の活性化」、「今後の財政運営」などの質疑がありました。
　また一般質問では、4名の議員から発言があり、「消防団員の確保」、「人事評価制度」、「保護司業務の行政支援」、そして「不登校対策の充実」などの質問がありました。
　その他、監査委員の決算審査のご意見、また本会議、決算特別委員会でのご提言など、執行部一同真摯に受け止め、10月以降の行政運営、また来年度の予算編成に活かして参ります。

　20日には、西播磨市町長会による県議会議員要望会が開催されました。令和7年度兵庫県の予算編成を見据えた要望会で、町長懇談会や区の要望で多い、県道岩屋生野線、県道加美宍粟線の改良、市川の改修、森林基幹道 千ヶ峰・三国岳線の早期完成、そして公立神崎総合病院の運営支援などを要望いたしました。今後も国や県の財源を活かしながら、皆様からの要望を応えられるように取り組んで参ります。

　22日には、5年ぶり、7回目となる銀の馬車道まつりが開催されました。神河ハート大使の神河町出身の鉄道ファンでも有名な森川あやこさんの総合司会とトークショーをはじめ、演奏やダンス、神河スタンプラリーやキッチンカーなど、楽しいワークショップが多数開催され、歴史ある日本遺産 銀の馬車道を華やかにそして賑やかに、PRできたと思います。

　10月に入りますと、町内各地域で秋祭りが開催されます。獅子舞や太鼓の練習、そして屋台の飾り付けなど、地域では準備が進められていると思います。怪我や事故に十分気をつけていただいて、地域が一体となって祭りを盛り上げ、楽しんでいただきたいと思います。

　6日には、「第5回神河ヒルクライム」が開催されます。全長17.3km、標高差773mの激坂コースに、全国各地から多くの方が挑戦されます。神河町のすばらしい自然をPRできる良いチャンスです。沿道の皆様には通行止め等によりご不便をおかけしますが、このイベントを契機にさらに神河町を盛り上げていきますので、ご協力をお願いいたします。

　さて、先月21日から能登半島に降った雨は、線状降水帯による豪雨で、100年に一度の大雨による被害が発生し、死亡者、行方不明者、安否不明者など多数発生しました。このたびの豪雨災害で犠牲になられました方々に心から哀悼の意を表しますとともに、一日も早い復旧復興を心より願うものでございます。
　まだまだ台風シーズンであり、特に今年の台風は迷走台風でもあることから、注意が必要と考えています。早め早めに情報を伝え、皆様に注意を呼び掛けたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。

　結びに、稲の刈り取りも概ね終わり、多くのご家庭に新米が届いていることと思います。神河町では9月28日、29日に小中学生の保護者を対象に、町内産の「つきあかり」を配布しました。この事業を通じて地域農業の育成、子育て世帯の支援に取り組み、神河町のまちづくりを更に進めて参ります。

　日中と朝夕の気温の変化に注意をしていただきながら、さわやかな秋の季節をお楽しみいただきますようお願い申し上げまして、10月のご挨拶とさせていただきます。