ダニの感染症に注意しましょう
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マダニの活動が活発な春から秋にかけては、マダニにかまれる危険性が高まります。マダニにかまれると、ダニ媒介脳炎などの感染症にかかる可能性があります。
感染症を防ぐため、登山やキャンプなど山や草むらでの野外活動の際は予防対策を心がけましょう。

ダニにかまれたときの対処法
・無理に引き抜こうとせず、皮膚科などの医療機関で処置をしてもらいましょう。
・マダニにかまれた後は数週間程度体調の変化に注意をしましょう。
・発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診断を受けましょう。

ダニによる感染症

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
病原体はSFTSウイルスで、媒介するダニはマダニ類です。
SFTSウイルスを持っているマダニ類に咬まれることにより、感染します。
症状の多くは、発熱、消化器症状(食欲不振、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)です。

日本紅斑熱
病原体はリケッチア・ジャポニカで、媒介するダニはマダニ類です。
リケッチア・ジャポニカを持っているダニに咬まれることにより感染します。
症状の多くは、頭痛、発熱、倦怠感を伴います。
発熱、発疹、刺し口が主要三徴候であり、ほとんどの症例にみられます。

ダニ感染症の予防
ダニに咬まれないことが重要です。
・マダニが多く生息する場所(山や草むらなど)に入る際は、長袖・長ズボンを着用するなど、肌の露出を少なくしましょう。
・明るい色の服を着ましょう。
・虫除け剤を使用しましょう。
・野外活動後は入浴し、マダニにかまれていないか確認しましょう。特に、脇の下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などに注意しましょう。

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