令和6年5月のメッセージ

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　風薫る5月、日ごとに草木の緑が映えるようになってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

　神河町役場では4月1日付で職員の異動とともに3名の新任職員を迎えました。病院の異動と合わせて5月広報に紹介しています。町民皆様の生活に必要な行政サービスやまちづくりを継続していくためには、人材確保と人づくりが必要です。持続可能な組織づくりに向け、適正な人員配置に努めてまいります。

　7日には、神河町消防団消防初出式並びに入退団式が挙行されました。藤原朋訓新消防団長をはじめ本部役員や消防団員の皆様には、神河町の安全・安心の最前線での御尽力に対しましてお礼申し上げます。当日は、多くの来賓ご臨席の中、消防団員286名が出動し、終始節度ある行動に改めて神河町消防団の意気込みを感じました。

　桜の見頃を迎える中、8日には神崎高校、9日には小学校、中学校の入学式、10日には幼稚園の入園式が行われました。休園になっていた長谷幼稚園には5人が入園し、7年ぶりの入園式となりました。入園児の家族5組のうち2組が移住者ということで、神河町の移住定住に向けた魅力発信にこれからも力を注いで参ります。

　14日には、神河町消防団新入団員、幹部訓練が行われ、112名の団員が参加しました。有事の際基本となる礼式や規律をはじめ、新入団員にはポンプ操作の基礎訓練、幹部団員には今月行われる操法大会の指導を受けました。団員の皆様は操法大会に向け訓練されていると思いますが、怪我なく本番を迎えていただきたいと思います。

　20日から21日にかけて、第72回兵庫リレーカーニバルが開催され、神河町から小学生11人、中学生13人が出場しました。中学女子100mハードルでは、3年生の福田花奏さんが圧倒的な差を付け、大会新記録で優勝。昨年に続き2連覇を果たされました。中学男子110mハードルでは、3年生の中村祐友くんがライバルとの競り合いを制し優勝。小学生男子走り幅跳びでは、6年生の川村心斗くんが自己新記録で優勝。このほかにも町内多くの小学生、中学生が入賞されました。本当におめでとうございます。ご指導いただいています先生・指導者の皆様に感謝を申し上げますとともに、皆様の今後の活躍を大いに期待しています。

　さて、先月の神戸新聞に、全国の40％にあたる744自治体で人口減少が進み、消滅の可能性があるという記事が掲載されました。兵庫県内では13市町が対象とされ、神河町は対象町となっています。

　2014年の日本創生会議による消滅自治体の公表以降、政府は東京一極集中を避け、地方の活性化を進めてきました。いわゆる地方創生です。神河町も、地域創生として、移住定住対策、少子化対策を中心に多くの活性化事業に取り組んできました。令和6年度においても、縁結び事業、新婚新生活支援事業、妊婦健康診査等通院助成事業、帯状疱疹ワクチン接種助成事業のほか、食べ盛り応援神河米事業など、数々の新事業に取り組んで参ります。詳しくは広報かみかわ5月号をご覧ください。

　結びに、今月24日から、第14回目となりますブロック別町長懇談会を開催いたします。少子高齢化が進む中、地域の課題も変わりつつあり、かつ深刻な課題が増えています。神河町内の各地区の現状をしっかりと捉え、行政と町民の皆様が一体となって将来に向けて取り組んで参りたいと思います。何と言いましてもまちづくりの主人公は町民の皆様お一人お一人です。忌憚のないご意見を頂戴したいと考えておりますので、ご協力をお願いいたします。

　5月は大型連休、そして神河町では田植えのシーズンとなります。過ごしやすい季節ですが、一日の寒暖差も大きい季節でもございます。皆様には体調管理に気を付けていただき、ご活躍いただきますことをご祈念申し上げ、5月の挨拶とさせていただきます。