令和5年7月のメッセージ

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　暑さ厳しい中、猪篠区の紫陽花が見頃を迎えている今日この頃、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

　今年の梅雨入りは例年よりも早く、また6月2日に発生した台風2号の影響により、和歌山県海南市では、大雨による河川の氾濫、土砂崩れ、倒木、道路の崩壊、住宅の浸水被害など、甚大な被害が発生しました。皆様にはこの時期にハザードマップの再点検と災害への備えをしっかりと行っていただき、また神河町としましては、大雨に対する情報収集と、皆様への情報発信に努めてまいります。

　さて、5月29日から始まりました第14回ブロック別町政懇談会は、6月26日の粟賀南ブロックでの開催で全地区が終了しました。まずは、各区の役員の皆様に感謝とお礼を申し上げます。

　今回の懇談会では、2050神河将来ビジョン策定による神河町が元気な町であり続けるための方向性と、令和5年度の重点施策について、私から説明をさせていただきました。また各区から出された課題としては、道路改良、河川の土砂・立木の取り除きなど社会基盤の整備、除雪、少子高齢化、自治会運営、公共交通、通学補助、子育て支援　等々、多くのご意見をいただきました。すべてが各区における重要な課題でありますので、今後解決にむけ区長様を始め町民の皆様と一緒に取り組んで参ります。

　8日から9日には、第48回全日本愛瓢会兵庫県神河町大会が開催されました。新型コロナにより3年延期となる中、「今年こそは」との熱い思いの込められた会員皆様により制作された瓢箪は、両日、福本区揚羽ホールで展示されました。

　展示会には愛瓢会名誉総裁の秋篠宮皇嗣殿下がご観覧に来られ、また、役場庁舎での昼食と懇談会、宿泊は峰山高原ホテルリラクシア、翌日は砥峰高原を視察いただき、私も、愛瓢会兵庫県支部長の大中様の他、関係者の皆様と共に精いっぱいのおもてなしと、神河町のPRをさせていただきました。

　その模様はテレビ・新聞各社で紹介いただき、自然豊かな神河町が全国に発信できたと思います。改めて関係者の皆様方に感謝申し上げます。

　10日には4年ぶりとなるほたる祭りが中村区で、また昨年に引き続き、長谷地区でほたる祭りが開催されました。中村区は区主催、長谷地区は「長谷地区の振興を考える会」主催で開催され、予想を超える多くのお客様で賑わうことができました。今年は天候にも恵まれ、日没後にはホタル観賞が楽しめたのではないでしょうか。

　第113回神河町議会定例会が13日から始まり、15日間の会期で開催されました。本定例会には、3月議会で否決となりました「神河町自転車等の放置防止に関する条例」について、内容を精査し、今定例会に再提案させていただき、承認・可決いただくことができました。本条例により、駅前広場等の良好な環境を確保し、通行に支障等がある場合は、撤去も含めて町が対策を講じてまいりますので、放置自転車に対する皆様の御理解をお願いいたします。

　25日には、神崎郡消防操法大会が福崎町さるびあドームで開催。小型ポンプの部の競技が行われ、神河町からは、小田原分団、越知谷分団が出場しました。その結果、3位以内の入賞とはなりませんでしたが、連日の訓練の成果を十分発揮いただいた操法でした。改めまして長い間の訓練を支えていただきました出場分団と町本団の皆様はじめ地元の皆様、そして何と申しましてもご家族の皆様に心より感謝を申し上げます。

　7月1日には人権啓発講演会が開催されます。今回は「インターネットと人のかかわり合い」について講演されます。どなたでもご参加できますので、皆様のご参加をお待ちいたしております。

　9日には夏のクリーン作戦を予定しています。蒸し暑い時期ですが、体調には十分注意をしてご参加頂きたいと思います。

　12日には、県民センターとの意見交換会が開催されます。公立神崎総合病院、地域創生、社会基盤整備、JR播但線、帯状疱疹ワクチン接種など、持続可能なまちづくりに向け意見交換を行いたいと考えております。

　また30日には、秋川雅史さんの「千の風になってコンサート」を開催します。皆様に少しでも楽しんでいただけるよう町としても力を入れています。チケットの残りも少なくなってまいりました。まだチケットを購入されていない方はお早目にお申し込みください。

　結びに、7月は梅雨の終盤を迎え出水期に入ります。長雨、大雨の対策として、迅速な情報収集と皆様への情報提供に努めてまいります。また暑さも更に厳しくなってまいります。電気代の高騰によりエアコンの利用を控える傾向もあるようですが、適度な冷房の利用やこまめに水分補給を行うなど、皆様の体調管理のお願いを申し上げ、7月のご挨拶とさせていただきます。