令和5年6月のメッセージ

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　日毎に山の木々の緑が色濃くなり、爽やかな風を感じています。庭先や農道の脇には紫陽花の淡いグラデーションを見ることができる季節になりました。皆様にはいかがお過ごしでしょうか。

　4月29日付けで令和5年春の叙勲が発令され、前教育長の澤田博行様が長年にわたり教育者としての功績が認められ、瑞宝双光章を受賞されました。その多大な功績に対しあらためて敬意と感謝を申し上げます。

　5月2日には兵庫県功労者が発表され、当町からは農林水産功労として中村営農代表取締役 大成正悟様、中はりま森林組合代表理事組合長 船田穣様、女性活動功労として元県商工会女性部連合会副会長 谷綛千恵子様。受賞されました3名の皆様には、これまでの功績に敬意を表しますと共に、引き続き神河町のまちづくりにお力添えをお願いしたいと存じます。

　さて、先月大型連休を迎え、観光施設にも活気が戻ってきました。道の駅「銀の馬車道・神河」では応援団による臨時出店があり、連休後半には天候にも恵まれ終日行列ができるほど多くの観光客で賑わいました。

　またヨーデルの森では、フォレストアスレチック「ヤッホー」に多くの親子がチャレンジし、アルパカなど動物たちとのふれあい、アトラクションやお花などを楽しむなど、たくさんの家族連れの姿が見られました。

　また吉冨区の仙霊茶園では、特産の「仙霊茶」の摘み取りが最盛期を迎えています。また4月から10月にかけて茶園カフェを営業し仙霊茶を提供されるほか、道の駅「銀の馬車道・神河」やネットでも販売されています。是非お試しください。

　9日には、長谷小学校の全校児童15名と神戸情報大学院大学の外国人留学生6名による田植え体験が行われました。「地域の米作りを知ろう」「異文化交流を通して、豊かに共生する心を育もう」と企画された「inasaku（イナサク）プロジェクト」で、泥に足を取られながらも「気持ちいい」と大はしゃぎでした。

　21日には、第15回神河町消防操法訓練大会が4年ぶりに開催されました。連日連夜訓練に励まれた各分団が力一杯の操法を披露していただきました。ポンプ自動車の部優勝は、大山分団吉冨部、準優勝は小田原分団、小型ポンプの部優勝は、小田原分団、準優勝は越知谷分団でした。入賞されました分団の皆様、本当におめでとうございます。また団員皆様の日々の活動とそれを支えていただいていますご家族・地域の皆様に心から感謝申し上げます。来る6月25日福崎町で開催される神崎郡消防操法大会には小型ポンプの部のみの大会となりますが、小田原分団と越知谷分団が神河町の代表として出場していただきます。優勝をめざして頑張ってください。

　同じく21日には金婚夫婦祝福式典が姫路のアクリエひめじで開催されました。結婚50年を迎えられたご夫婦の笑顔を拝見し、とても嬉しく感じました。50年という人生を共に歩みながら、今日の神河町の礎を築いて来られました皆様方に、改めて感謝しますとともに益々のご健勝を心からご祈念申し上げます。

　26日には姫路護国神社で、神河町戦没者慰霊祭が執り行われました。世界ではロシアによるウクライナ侵攻が続く中、平和で安心して暮らせるまちづくりに全力で取組む決意を新たにしました。

　さて、6月がスタートします。5日から9日まで、中学2年生が参加するトライやる・ウイークが始まります。町内33事業所の皆様にはたいへんお世話になりますが、ご指導の程よろしくお願いします。

　また、10日には、中村区と犬見川ほたるまつりが開催されます。一人でも多くの方にこの神河町の素晴らしい自然に触れ合っていただきたいと思います。

　さらに延期になっていました第48回全日本愛瓢会 兵庫県神河町大会が開催されます。会員の皆様が制作された瓢箪の展示会は、8日は午前9時から午後5時まで、9日は午前9時から午後3時まで、福本区揚羽ホールで開催されます。展示会には愛瓢会名誉総裁の秋篠宮皇嗣殿下がご観覧に来られます。皆様とともに皇嗣殿下のお越しを歓迎するとともに、精一杯おもてなしをさせていただきます。

　結びに、5月29日から第14回目となりますブロック別町政懇談会を開催しています。各地域の課題をしっかりと捉え共通認識を図ることで、まちづくりの方向性をしっかり共有していきたいと考えています。開催はブロックごと、出席は区三役としています。是非忌憚のないご意見を頂戴したいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

　6月13日からは第113回神河町議会定例会が始まります。自転車等の放置防止に関する条例制定や粟賀小学校跡地公園・図書コミュニティ施設整備工事請負契約など、神河町のまちづくりにとって重要な課題について、しっかりと議論を展開してまいります。引き続き、ご支援とご協力、ご指導・ご鞭撻をお願い申し上げ、6月のご挨拶とさせていただきます。