令和2年2月のメッセージ

動画でもご覧いただけます。

　今年のスタートも、野外活動クラブ主催の桜華園の元日登山から始まりました。少し雲がかかっていましたが美しく輝きながら昇っていく令和初の「ご来光」を参加者全員で迎えることが出来ました。引き続き、町政発展のために最善を尽くし、キラリと輝く神河町を目指す決意を改めていたしました。

　また、俳優の岡田准一さん扮する新撰組副長 土方歳三を主人公に彼らが生きた激動の幕末を描いた司馬遼太郎の長編小説で500万部を超えるベストセラー「燃えよ剣」が映画化され5月22日に全国劇場公開されます。配信されている予告編では、昨年2月と4月にロケ地である砥峰高原で撮影されました雪中行軍のシーンが映し出されています。アースシネマ姫路ではポスターも掲示されていまして、今から映画の公開を心待ちにしているところです。

　さて、1月に入り新年の行事や令和2年度に向けた準備が進められています。
　12日には、神河中学校4期生、137名の皆様が成人式を迎えられました。当日は111名の参加があり、若さと元気あふれる式典となりました。久しぶりの同級生、そして恩師との再会は、成長した仲間とともに新たな決意の場にもなったことでしょう！！今後も自らの志と夢に向かってベストを尽くして欲しいです。

　13日には自転車レース神河ヒルクライム実行委員会が開催され、第3回大会は10月4日（日曜日）に開催されることが決定しました。町民の皆様や神崎高校自転車競技部からも多数出場していただくとともに、町全体で盛り上げ賑わいを作ってまいりますのでご協力くださいますようお願いいたします。

　17日には兵庫県公館とHAT神戸において、「1.17ひょうご安全の日のつどい」が開催されました。阪神・淡路大震災から25年目の節目を迎え、震災を経験していない世代が増えていることを踏まえ、改めて「震災を風化させない」取組みとして防災・減災について学ぶ機会を確保していくことが必要と感じました。

　翌日18日には中央公民館グリンデルホールにおいて、中播磨地区防災講演会が開催され神河町内からも多数参加いただきました。朝来市が進めている地区防災計画の作成など先進地に学びながら地域の取組みが地域防災力の強化だけに留まらず、地域づくりとして考えていくことが大切だと感じました。

　26日には、第45回神河マラソン大会が開催されました。昨年は大雪のため中止となりましたが今年は、約450人のランナーが健脚を競いました。また昨年の都大路を走られた西脇工業高校と須磨学園高校の駅伝部の皆様が、ランナーに「頑張れ」「ファイト」と言いながら並走される姿は、小学生や中学生たちにとって大きな励みになると共に本物のアスリートのスピードを体感できる素晴らしい大会になったと感じました。そして今年もボランティアの皆様による「ぼたん汁」のおもてなしも大盛況でした。全ての関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。

　2月に入りますと、1日には扁妙の滝ウォーキング、11日には人権啓発講演会、22日はシニアカレッジ芸能発表会が開催されますので、ぜひ参加してみてください。

　結びになりますが、令和元年の訪日外国人観光客は3,188万人、消費額が4兆8113億円と7年連続で過去最高を更新しました。今年はオリンピックイヤーとして、もっと多くの方が日本を訪れます。訪日される方の動向が「モノ消費」から「コト消費」に移行しており、その行動として「四季の体感」や「自然体験ツアー・農漁村体験」といった体験を挙げています。来年開催されますワールドマスターズゲームズ2021関西では、競技種目の一つ、オリエンテーリングの競技会場が峰山高原で決定しています。神河町の魅力を国内外に発信していく絶好の機会と捉え受け入れ準備を進めてまいります。

　また、例年にない暖冬が続いています。県内スキー場も大きな影響を受けており、14のスキー場のうち営業できているのは5箇所という状況です。峰山高原リゾートホワイトピークもその影響を受けてはいますが、人工降雪機の運転により初心者コースとキッズパークを営業し賑わいをみせています。皆様のお越しを心からお待ちしております。
　本格的な寒さは今からです。手洗いや十分な休養とバランスの取れた栄養補給で体調管理を充分行っていただきお過ごしくださいますようお願い申し上げ、2月のご挨拶とさせていただきます。