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あしあと

    平成28年5月のメッセージ

    • ページID:251
    • [更新日:]

    4月14日に発生しました熊本地震は、震度7を記録、続いて16日にも同規模の地震が発生、その後も余震が頻発するなど、観測史上まれにみる大地震となっています。この地震のよる死者は49人で、避難生活によるストレスや病気などの震災関連死も12人に上っています。また負傷者も1,272人を数え、改めて亡くなられた方には謹んで哀悼の意を表しますとともに被災者の方々にお見舞い申し上げます。そして、1日も早い復旧・復興を心からお祈り申し上げます。
    また、避難者の方は6万人を超え、特に水道は全面復旧のめどが立たないなど、被害の長期化が懸念されています。
    神河町が所属する関西広域連合は、震源地の益城町に現地事務所を設置し兵庫県職員が常駐する体制がスタートしております。現在県下3市町ずつ2名体制の計6名が1週間の日程で益城町総合体育館での避難所運営業務に携わっており、神河町からは、6月29日から7月6日の1週間において支援に行く予定となっています。
    また、町内6箇所に募金箱を設置させていただき義援金の募集を行っていますので、町民皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

    さて、平成28年度は国を挙げて『地域創生』がスタートします。4月17日に西脇市において「地域創生に関する講演会」があり参加いたしました。石破地方創生担当大臣の講演では、日本において、このままの出生数と死亡数が続いた場合、日本の人口は、200年後には1,391万人になり、西暦3000年になると日本人は1,000人となる。やがてこの国は消滅している計算になると言われていました。
    神河町におきましても、このまま何も対策を打たなければ平成72年(西暦2060年)の人口は5,135人となることが想定をされています。
    実際、平成27年には70人の子どもが生まれ回復傾向にありますが、ここ数年間の出生数は50人を割り込むなど危機的な状況であったのは事実のことです。
    現在神河町が進めています地域創生とは、人口減少は避けて通れませんが、「交流から定住」をキャッチフレーズに地域の資源を最大限活用した交流人口の更なる増加から移住・定住につながる仕組み作りに、仕事作り、情報発信、PR。そこからの持続可能な地域づくりをおこなうこと、そして何と申しましても子育てや教育環境の充実こそが、神河町がこれからも「兵庫のど真ん中でキラリと光るまち」として輝きを放ち続けられる源泉であると確信しております。

    その地域づくりの中心的役割を担っていただいております神河町消防団の初出式および入退団式が4月3日に神崎小学校グラウンドにおきまして挙行されました。
    団長以下総勢378名の消防団員が結集した式典での精悍な姿は、神河町の安全・安心のまちづくりの一環であります地域の防災・防火活動にさらに遂行していただけるものと感じるとともに、これからも地域の消防力の向上に取組んで行かなければならないと痛感したものです。

    また、4月16日開催されました『地域包括ケアを考える講演会』におきましては、県立広島大学の手島洋先生から「自分や家族が介護を受けながら自分らしく暮らすために」をテーマにお話をいただきました。何と言っても『居場所づくり』が大切で、地域における見守り活動の果たす役割、孤立を生まない豊かな人間関係作りの重要性についてお話をいただきました。
    また、研修部会の皆様による「そこが運命のわかれ道」の寸劇では、ほんのちょっとした近所の声かけで気持ちがすーっと楽になる様子を見事に演じておられましたし、地域の宝物を集めたDVDでは、地域の笑顔をいっぱい見せていただきました。『役場は知らんだけで私ら集まっとるでぇ~』のフィナーレでは、改めてまちづくりの源は地域力であり、これからも地域の皆様と一緒に『ハートが触れ合う住民自治のまち』を進めてまいります。

    5月になりますと神河町のあちらこちらで田植えが始まります。越知川名水街道自転車下りには最高の季節になりました。5月29日には新野水車祭りが開催され、梅花藻(バイカモ)が皆様の目を楽しましてくれるものと思っています。
    神河町を力いっぱい楽しめる良い季節が巡ってきましたので、皆様にも神河町の魅力を感じていただきますようお願いいたします。

    結びになりますが、5月9日からは、第7回目となります町長懇談会を開催いたします。
    神河町の現状をしっかりと捉え、かみかわ地域創生実行元年をスタートするためにも、是非ご参加をよろしくお願いいたします。何と言いましてもまちづくりの主人公は町民の皆様お1人お1人です。
    引き続きの、ご支援とご協力、ご指導・ご鞭撻を願い申し上げ、一緒に神河のまちづくりを進めていく決意を申し上げ、5月のご挨拶とさせていただきます。

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    神河町役場総務課

    所在地: 〒679-3116 兵庫県神崎郡神河町寺前64番地(神河町役場本庁舎2階)

    電話番号: 0790-34-0001 ファックス番号: 0790-34-0691

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