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あしあと

    平成29年1月のメッセージ

    • ページID:211
    • [更新日:]

    平成29年 新年のごあいさつ

    明けましておめでとうございます。
    皆様には、お健やかに新年をお迎えのこととお喜び申しあげます。

    昨年は、神河町地域創生実行元年と位置づけ、「交流から定住」をキャッチフレーズに、地域の魅力を最大限活用した交流人口の更なる増加から移住・定住につながる仕組みや仕事づくりに明け暮れた1年となりました。

    国際情勢では、2月に日本を含む参加国12カ国によりTPP(環太平洋経済連携協定)の署名が行われ、自由貿易をめざす動きが強まる一方、6月にはイギリスでEU(ヨーロッパ連合)からの離脱を問う国民投票が行われ、僅差ながら離脱が過半数を占めました。また、11月のアメリカ大統領選では、「アメリカ第一主義」を掲げる共和党のドナルド・トランプ氏が勝利を収められました。

    国内では、4月14日に熊本地震が発生し、震度7を記録、続いて16日にも同規模の地震が発生し、観測史上まれにみる大地震となりました。改めて亡くなられた方々には謹んで哀悼の意を表しますとともに被災者の方々にお見舞い申し上げます。この事態を受け町内6箇所に募金箱を設置させていただき義援金の募集につきましては、町民皆様のご理解とご協力をいただき11月末で434,321円です。ありがとうございました。

    5月には被爆地・広島をオバマアメリカ大統領が現職の大統領として訪問され、核兵器のない・戦争のない世界に向け、なぜ大統領が広島を訪れたのかというメッセージを残されました。また、12月27日に安倍首相が真珠湾を訪問され、献花をされるとともに「不戦の決意」を述べられました。私も平和で豊かな、安心して暮らせる神河町を次の世代に引き継ぐことが大切であると再度強く心に刻みました。

    8月から9月かけてリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催されました。特に、陸上競技の男子4×100Mリレーですばらしいバトンパスによりジャマイカに続き2位となりました。個々人の力以上のものが発揮されている姿を見て、私もチーム力を高めていくことの重要性を改めて実感いたしました。

    さて、神河町の喫緊の課題は、人口減少対策です。このまま何もしなければ2015年の11,452人の神河町人口は、45年後の2060年には5,135人との半分以下になると推定されています。これを受けて平成27年度に策定した、神河町人口ビジョン・神河町地域創生総合戦略に基づき「交流から定住」をキャッチフレーズに地域創生を強力に推進しているところです。人口減少は避けては通れませんが、まちづくりは地域に課せられた課題です。人口増加に向けて、子育て環境の充実や移住・定住を促進するため、これまで次のような取組を実施してきました。

    1. 若者世帯向け家賃補助事業
    2. 住宅取得助成事業
    3. 新野駅前および中村区に若者世帯向け町営住宅を建設
    4. 第2子からの保育料等の軽減
    5. 子育て世代包括支援センター事業を新設

    結果的には平成25年は46人、平成26年は44人だった出生者数が、平成27年には70人、平成28年には70人以上の出生者数が見込まれようになりました。この流れを止めることのないよう、さらなる人口減少対策の拡充を目指します。
    また、地域の安全安心のまちづくりに向けて、災害時の緊急放送の手段であるデジタル防災行政無線の整備を行うとともに、防犯カメラの設置費用の一部を助成する制度を新設しました。さらに、生活基盤をなすライフラインの整備を重要課題とし、町道作畑新田線の改良整備を進めていくことにしました。

    本年の重要事業ですが、12月に峰山高原スキー場がオープンいたします。暖冬時の雪不足に対応するために最新鋭の人工降雪機を導入し、スキーを楽しむ環境整備とともに、スキーをはじめとするウィンタースポーツ人口を増やすため関西圏最大級のキッズパークを設置することにしております。
    また、公立神崎総合病院北館改築工事がスタートいたします。平成31年の開設時には、地域医療センター(仮称)や地域包括ケア体制の構築を図り、魅力ある病院環境の整備に努め、住民の皆様に喜んでいただけるような病院をめざしていきます。
    さらに、神河町超高速ブロードバンド基盤施設整備事業を平成29年度から2ヵ年計画で取組みます。これは神崎エリアに光ケーブルを敷設し全町的に整備するもので、この整備によって、より快適な環境でインターネットサービスが受けられるようになります。
    そして、昨年から引き続き、山林や農業の再生、空き家の利活用と田舎暮らし施策、高齢者向け住宅施策の継続、子育て・教育の充実、地域の魅力を最大限活かした観光振興等に取組み、これからの神河町ビジョンの確立に向けて取組みます。

    結びに、いま全国で都市から農山村への移住(田園回帰)を希望する人が増えています。移住する目的は十人十色ですが、移住を決意されるきっかけは、私はそこに関わった人、つまり先輩移住者、移住コーディネーターや地域の役員などの“人”であり、その人が住んでいる“地域”の魅力だと考えています。だからこそ“人”に輝きを“地域”に魅力を。子どもからお年寄りまで、全ての町民の皆様の笑顔があふれ、『兵庫のど真ん中でキラリと光るまち~神河町~』の実現に向け、全力で挑戦を続けて参ります。

    引き続き、皆様方のご支援をお願い申しあげ、2017年が、皆様にとって平和で安心して暮らせ、輝ける1年となりますことをご祈念申しあげ、念頭のご挨拶とさせていただきます。
    本年もよろしくお願いいたします。

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    神河町役場総務課

    所在地: 〒679-3116 兵庫県神崎郡神河町寺前64番地(神河町役場本庁舎2階)

    電話番号: 0790-34-0001 ファックス番号: 0790-34-0691

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