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あしあと

    平成23年2月のメッセージ

    • ページID:47
    • [更新日:]

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    立春とはいえまだまだ厳しい寒さが続きますが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
    私の平成23年は、桜華園元旦登山から始まりました。初参加でありながら、幸運にも初日の出を拝むことができ、素晴らしい一年のスタートを切らせていただきました。

    さて、去る1月15日、16日には何年かぶりの大雪に見舞われ、交通機関への影響はもとより、皆様方の生活への影響も大変心配をいたしたところです。これも、昨年夏の猛暑の影響でシベリア寒気団が日本列島を覆うまで一気に南下したことによるといわれています。その影響で、今年は冬の高級魚、日本海産の寒ブリが記録的な豊漁に沸いているようですが、一方で、この春には、夏の間に大きく成長した杉の実による花粉が例年の5倍とも予測されています。
    昨年末から全国各地の養護施設を中心にランドセル等の贈り物が届けられ、贈り物には必ず暖かいメッセージが添えられ、タイガーマスク現象とさえいわれる正の連鎖が起こりました。景気・雇用の閉塞感から明るい兆しが見えてこない中ではありますが、そんな時にこの正の連鎖は温もりを感じ、とてもうれしい気持ちになりました。

    さて、国民から多くの期待を受けた政権交代から1年5ヵ月、1月14日には第2次管内閣が発足しました。さまざまな問題を抱えているとはいえ、一番必要なのはマニフェストの実行であり、景気・雇用の問題とともに、迫りくる超高齢社会に向けて国民の暮らしを支える社会保障とその財源となる税の問題をどのように方向付け、国民に理解を求めていくのかが最大の課題であるといえます。1月24日には通常国会が召集され、参議院で野党が過半数を占めるねじれ国会のもと、2011年度予算関連法案を成立させられるかどうかが最大の焦点となっていますが、国民生活重視の立場からの審議が望まれるところであります。

    1月9日に行われました平成23年神河町成人式では、男子87名、女子89名の計176名の若者がめでたく成人を迎えました。バブル崩壊後に生まれ、日本の好景気を経験したことのない世代で、とても優しい世代といわれていますが、改めて立派に育てられましたご両親、ご家族の皆様のご労苦に敬意と感謝を申し上げ、心からお祝いを申し上げます。是非、多くの新成人の皆様にこの神河町のまちづくりにご参加いただきたいと願うところです。

    23日・30日には、映画公開イベント「冬のロケ地めぐり」を砥峰高原・峰山高原でそれぞれ開催し、雪のロケ地、食事、ホテルでのお風呂と雪の高原を満喫していただきました。映画ノルウェイの森効果もあり、観光入込み客数は12月末で約60万人、対前年比107%で、昨年を大きく越える皆様に神河町を訪れていただきました。観光協会を中心に取り組んだ映画鑑賞バスツアー、PR年賀はがきでは、まさしく町民の皆様一人ひとりが宣伝広告塔となっていただきました。冬の風物詩ともなりましたイルミネーション「冬のホタル」では、有志の方の取組みがさらに新たな賛同者を生み、町内各地で町民の心をつなぐ灯りとなり、私たちの心を癒してくれました。町外からの見物客もあり、確実に神河名物のひとつ、神河町の賑わいづくりにつながっています。
    兵庫県においても、ノルウェイの森効果を最大限に生かすべく、ひょうごツーリズム協会による外国向けの映像配信サービスをはじめ、銀の馬車道イベントと関連付けた取り組みも計画していただいています。また、ヨーデルの森、グリーンエコー笠形、新田ふるさと村などの施設間、また、観光協会、商工会との連携を強めながら、神河町をたっぷりと楽しんでいただけるような仕掛けを計画しています。

    30日には、第36回神河マラソン大会が開催され、子どもから大人まで約500名の方が参加し、健脚を競いました。大会を支えていただいております学校・体育協会をはじめとする各構成団体並びに関係区の皆様にはコース警備等安全な大会運営にご尽力をいただきましたこと厚くお礼申し上げます。

    2月も消費者大会、人権啓発講演会、高齢者大学芸能発表会など多くの皆様にご参加いただくイベントが満載です。是非、声掛け合って、神河町のまちづくりに参加して、ちょっと神河の施設をのぞいて見られてはいかがでしょうか。

    兵庫県において4月に鳥獣被害対象の共済基金制度が設立されるとの報道がありました。この間の各市町からの鳥獣被害の現状についての切実な訴えが認識されたうえでの県独自の政策展開となってまいります。当町では、集落並びに関係機関の皆様のご協力をいただきながら頭数削減に向けた取り組みが着実に効果としてあらわれています。先般、兵庫県公館で開催されました県・市町懇話会で神河町として獣害対策、とりわけサル被害と個体数削減について、強く要望をしてきたところであり、引き続きご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

    最後に、神河中学校建設事業の通学環境安全対策についてでありますが、第40回神河町議会臨時会において、平成22年度の一般会計補正予算を可決いただき、国の地域活性化交付金を活用し、通学環境整備、具体的には防護柵、溝蓋設置、道路照明等の工事を2月から着手することとしております。皆様のご協力をお願いします。

    まだまだ厳しい寒さ、そして空気が乾燥しています。また、インフルエンザの季節です。健康には十分ご留意いただきましてお過ごしいただきますようお祈り申し上げます。

    ※このメッセージは、神河町ケーブルテレビネットワークの自主放送番組“町長からのメッセージ”から引用しています。

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