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    【第2ステージ 第1回目】神河町議会のあり方ゼミナール

    • ページID:3464
    • [更新日:]

    令和7年4月26日土曜日に「神河町議会のあり方ゼミナール」第2ステージの第1回目を開催しました。

    開催状況は下のとおりです。

    第2ステージ第1回目の報告

    第1回目ゼミナールの概要

    • 日時:令和7年4月26日(土曜日)午前9時00分から12時00分まで
    • 会場:役場本庁3階 第3会議室
    • 参加者:ゼミナール生11名、議会議員11名 計22名
    • 講師:合同会社 人・まち・住まい研究所 浅見雅之氏
    • 内容:時間とお金についてアンケート、議会議員の定数・活動量・報酬をどう考えるか

    第1回目ゼミナールの内容

     4月26日土曜日に神河町役場第3会議室で議会のあり方ゼミナール第2ステージの第1回目を開催し、ゼミナール生11名と議会議員11名が参加しました。

     今回のあり方ゼミナールは「①時間とお金についてアンケート」と「②議会議員の定数・活動量・報酬をどう考えるか」の2つのテーマについて、ゼミナール生と議会議員で意見交換を行いました。

     まず、①時間とお金についてアンケートでは、議会改革調査特別委員会で議会議員を対象に調査した”活動内容を踏まえた原価方式による報酬額の算定”の結果について、小寺俊輔議会改革調査特別委員長から説明がありました。


    ★活動内容を踏まえた原価方式による報酬額の算定とは★

    適切な議員報酬を算出するために全国町村議会議長会が示すもので、定例会や委員会といった公務に加え、住民との対話や一般質問の作成に費やした時間など目に見えていない議員活動を数値化し、数値化した活動量から議員報酬を算定する取組(議会議員の活動量を明示し、首長の活動量と比較し、報酬額を算定)です。なお、今回の調査では、令和6年8月から令和7年1月までの6か月間の各議員活動量調査時間から1年間分の活動日数を算出しています。


     活動内容を踏まえた原価方式による報酬額の算定の調査結果は下の表のとおりで、神河町議会では年間平均114日が議会議員として活動している日数となり、その日数をもとに議員報酬を算定すると議員平均値で28万4,000円という結果になりました。

    活動内容を踏まえた原価方式の調査結果
    項目議員平均値議員中央値
    公務日数67日68日
    議員活動日数47日41日
    合計日数114日109日
    報酬額28万4,000円27万,1000円

     次に、参加者全員に対して「数値化した議員活動量(年間平均114日)が多いと思うか、少ないと思うか」と「現在の議員報酬22万5,000円が高いと思うか、少ないと思うか」の2問についてアンケートを取りました。

     アンケートの結果、活動量については「思っていたより多かった」が4名、「こんなもんかなと思う」が8名、「思っていたより少なかった」が5名、「少なすぎる」が1名、「その他」が3名で、活動量が多いと思う方よりも少ないと思う方のほうが若干多いという結果でした。

     報酬については「高い」が1名、「適正」が1名、「低い」が13名、「低すぎる」が4名、「その他」が3名で、参加者の7割以上が現在の報酬は低いと思っているという結果になりました。

     次に、ファシリテーターの浅見雅之氏より「議員定数を考える基本的視点」という演題で、これからの神河町議会議員の定数を考えていくために必要な7つのアプローチについて講義がありました。講義終了後、今後の議員定数を考えていく上で重要視すべきアプローチ項目について、参加者全員にアンケートを実施した結果、下の表のとおりとなりました。

    議員定数を考える基本的視点(7つのアプローチ)とアンケート結果
    アプローチ重要視すべきと思う数
    1.常任委員会の数で考える16
    2.人口比例で考える0
    3.地域代表制に基づく5
    4.類似団体との比較で考える1
    5.議会機能から考える22
    6.財政状況を考慮する2
    7.住民参加型で考える13

     アンケートの結果を見てみると、今後の議員定数を考えていく上では「人口比例」や「類似団体との比較」よりも、「議会機能(住民の多様な声を反映する、執行部をチェックするなど)から考える」ことや「常任委員会の数」、議員定数の決定過程に住民の意見を取り入れる「住民参加型で考える」ことを重要視すべきという意見が強く出てきました。

     その後、議員報酬、活動量についてゼミナール生と議会議員が一緒になって意見交換を行い、自身の考えや思いを一言ずつ発表し、今回のゼミナールを終えました。

     ゼミナール生からは、「今までは議会・政治に関心がなかったが、このゼミナールを通じて関心を持てた」、「子ども議会の開催や学校で議会開催など、住民の関心を引きつけるアクションが必要では」、「住民の方から声を出せるようにしたほうがよい」、「子どもに興味を持ってもらえるよう神河町議会議員のカードゲームをつくっては」、「住民参加は大切。福崎町議会では子ども議会を開催している。子どものうちからそういう経験が必要ではないか」、「議員のなり手増のため議員報酬を増やしてはと思うが、その議論は慎重にすべき」などさまざまな考え、思いが出てきました。

     次回のあり方ゼミナール第2ステージ(第2回目)では、「議員になるとしたら?町の課題とマニュフェスト(選挙公約)」について、ゼミナール生と議会議員で意見交換を予定しています。


    第2ステージ(第1回目)あり方ゼミナールの資料はこちら

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