2022年 健康とくらしの調査結果
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暮らすだけで健康に過ごせるまちづくりへ
兵庫県の高齢化率が2035年に34.3%となる予測の中、神河町の高齢化率はすでに38.4%(令和5年4月現在)ですが、介護認定を初めて申請する年齢は、7割が80歳以上、2割が90歳以上です。つまり、80歳までは元気な人が多い町だと分かります。その要因は何かを調べるために、この度、一般社団法人日本老年学的評価研究機構の『健康と暮らしの調査』を65歳以上の要介護認定を受けていない高齢者2,100人に実施しました。
アンケートにご協力していただきました、皆さま、本当にありがとうございました。
- 調査期間:令和4年11月7日~令和4年11月28日
- 回収結果(回収率):1,541票(73.4%)
神河町の良いところ
近年、「生涯現役時代」と言われており、65歳以上の方で仕事を続けている人は年々増加し、「老人クラブや町内会などの新規の参加者が減っている」との声もありましたが、地域の集まりへの参加率が上位でした。
これからも老人クラブをはじめ地域での社会参加を続けていきましょう。
指標 | 今回 | 順位(※1) |
---|---|---|
ボランティア参加者(月1回以上)割合 | 22.4% | 1位 |
老人クラブ参加者(月1回以上)割合 | 25.1% | 1位 |
町内会・自治会参加者(月1回以上)割合 | 22.3% | 2位 |
友人知人と会う頻度が高い(月1回以上)者の割合 | 78.5% | 4位 |
地域の人々から大切にされていると感じる者の割合 | 51.6% | 5位 |
町内会・自治会やその他の場で地域のものごとの決定に参加している者の割合 | 54.9% | 5位 |
肥満(BMI25以上)者割合 | 19.8% | 6位 |
学習・教養サークル参加者(月1回以上)割合 | 9.9% | 6位 |
交流する友人(10人以上)がいる者の割合 | 35.4% | 6位 |
ソーシャル・キャピタル得点(社会参加) | 67.0% | 7位 |
住んでいる地域に愛着がある | 78.4% | - |
いきいきした地域づくりの活動に参加したい | 57.7% | - |
(※1)2022年度 75市町村(368,982人)の調査結果からみた神河町の順位になります。
神河町の弱み
「公共交通機関が充実していない田舎だから移動は車に頼ってしまう」などの声があり、このような結果になりました。しかし、「不便だからこそ歩く習慣を身につける」「駐車する場所をあえて遠くにして目的地まで歩く」など不便さを健康寿命の延伸につなげましょう。
指標 | 今回 | 順位(※1) |
---|---|---|
本屋・書店を利用する割合 | 13.1% | 67位 |
ポジティブ感情(5項目以上)がある者の割合 | 40.1% | 67位 |
主観的健康感が良い者の割合 | 80.9% | 67位 |
経済的不安感がある者の割合 | 34.9% | 65位 |
30分以上歩く者の割合 | 70.3% | 61位 |
うつ割合 | 28.9% | 61位 |
公園や歩道が徒歩圏内にある者の割合 | 55.7% | 60位 |
幸福感がある者の割合 | 46.6% | 59位 |
フレイルあり割合 | 18.9% | 59位 |
生活に必要な物やサービスを必要な時に購入することができる | 86.0% | 59位 |
自分は孤立していると感じる | 30.3% | - |
外出を控えている | 34.8% | - |
(※1)2022年度 75市町村(368,982人)の調査結果からみた神河町の順位になります。
暮らすだけで健康に過ごせるまちづくりへの取組み
スポーツ・ボランティア・趣味関係などの社会参加の割合が高い地域ほど、転倒や認知症やうつのリスクが低い傾向がみられます。そして、運動は一人よりも仲間とすることがオススメです。⇒「運動」+「交流」で効果アップ!!
外出する、地域に出る、人に出会うことは、「結果的に動く」ことに繋がります。「孤独」は「肥満」よりも健康に悪いと言われています。外出するきっかけがないという方は、健康福祉課の「物忘れ予防教室」「体操教室」にご参加ください。⇒「外出」+「交流」で効果アップ!!
- 個人の取組み フレイル予防(運動・栄養・お口の健康・社会参加)
- 地域の取組み 交流の場づくり
- 行政の取組み 「地区巡回 元気でいきいき教室」「専門職派遣事業」などの通いの場への支援
お問い合わせ
神河町役場健康福祉課
所在地: 〒679-2414 兵庫県神崎郡神河町粟賀町630番地(神崎支庁舎内)
電話番号: 0790-32-2421 ファックス番号: 0790-31-2800