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    山林部現地立会では危険動植物にご注意ください

    • ページID:3156
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    山林部現地立会の留意点

    山林部現地立会においては、スズメバチ、ヤマビル、マダニ、チャドクガ、マムシ、ツキノワグマ、イノシシ、ウルシのようなさまざまな危険動植物と遭遇する可能性があります。

    立ち会っていただくうえで事故を未然に防ぎ、また被害を最小限に抑えるため、推奨する服装や危険動植物と対策をご紹介します。

    山林部現地立会にお越しになられる方はぜひご一読ください。

    なお、このページでは具体例として画像を掲載しておりますので、虫や動物が苦手な方はご注意ください。

    山林部現地立会時の服装について

    危険動植物等の被害を避けるため、山林部現地立会時の服装は下記についてご留意ください。

    1. 長袖の服、長ズボン、手袋を着用(スズメバチの対策として白系の服をご着用ください)
    2. 登山用の靴やスパイク付きの長靴、地下足袋を着用
    3. ヘルメットの着用
    4. かっぱ等雨具の用意
    現地立会時に推奨される服装

    危険動植物について

    スズメバチ

    スズメバチの画像

    スズメバチはハチの中でも大型の種で攻撃性が非常に高く、また保有する毒も強力で、刺された際は激しい痛みを伴います。

    さらに、スズメバチの毒によりアナフィラキシーショックが引き起こされると、じん麻疹や嘔吐、血圧低下、呼吸困難等の症状が現れます。

    夏から秋にかけては活動が活発になり、より危険性が増すので注意が必要です。

    スズメバチの対策

    • 香水、整髪料、柔軟剤等匂いを発するものをお控えください。
    • 遭遇した場合は低い姿勢で静かにその場から離れてください。
    • このとき、タオルではたいたり大きな声を出すと、スズメバチが興奮して攻撃性が増すのでご注意ください。
    • 山林部では木の枝や木の根元、木の穴に巣を作っていることが多いため、周囲をよく確認して、先導者が通ったルートから外れないようにしましょう。

    スズメバチに刺されたら

    • 付近に巣がある可能性が高いため、刺された場所から50mほど離れましょう。
    • 傷口を水で洗い流し、吸引器で毒を吸い出してください。

    ヤマビル

    ヤマビルは体温や炭酸ガスを感知し、尺とり虫のようにほふく運動をしながら人に接近して、皮ふから吸血します。

    湿度が高く暗い環境を好むので、落ち葉が堆積している場所等を通る際は、足元に付着していないか定期的に確認する必要があります。

    ヤマビルの対策

    • ヤマビルが入り込まないよう、衣服の隙間を塞いでください。
    • ヤマビルの忌避剤や虫よけスプレーを足もとに塗布してください。

    ヤマビルに吸血されたら

    • ヒルは吸血時に血液の凝固を妨げるヒルジンという成分を注入します。ヒルジンを絞り出すため、傷口をつまんで血を押し出し、水で洗い流してください。

    マダニ

    マダニの画像

    マダニは、シカやイノシシ等の野生動物が出現する環境に多く生息しており、草むらで野生動物や人を待ち伏せして付着したのち、吸血します。

    また、マダニはまれにライム病やSFTS等の感染症を引き起こすウイルスを媒介するため、注意が必要です。

    マダニの対策

    • 忌避剤や虫よけスプレーを塗布してください。
    • 草むらに入ったあとや現地立会終了後にマダニが付着していないか定期的に全身を確認しましょう。体長が3ミリから6ミリほどと小さいため、見落としがないかご注意ください。
    • 付着していた場合はガムテープ等で取り除いてください。

    マダニに咬まれたら

    • マダニは咬みつくと強固に皮ふと連結し、数日間吸血し続けます。このとき自力で除去しようとすると、マダニの一部が皮ふ内に残留して化膿したり、マダニの体液が体内に逆流して感染症の危険性が増したりする可能性があるので、自力で除去しようとせず速やかに医療機関で処置を受けてください。

    チャドクガ

    チャドクガ幼虫の画像

    チャドクガ(幼虫)

    チャドクガ成虫の画像

    チャドクガ(成虫)

    チャドクガは幼虫・成虫ともに有毒の針(毒針毛)を有しており、この針に刺されると強いかゆみを伴う皮ふ炎を引き起こします。また、直接チャドクガに接触しなくても、飛散した針に接触することで同様の症状が現れます。

    ツバキやサザンカなどの葉に生息しており、春から夏にかけて発生します。

    チャドクガに刺されたら

    • 毒針毛を広げてしまうため、こすったりかいたりしないようご注意ください。
    • 毒針毛が付着した箇所をテープ等で取り除き、水で洗浄してください。
    • 衣類等に付着した場合は、テープで取り除きほかの洗濯物と分けたうえで洗濯してください。

    マムシ

    マムシの画像


    マムシは出血性の毒を有した蛇で、水辺や草むらに生息しています。

    暗褐色の体表をしており、山林部では視認が困難なため踏みつけないようご注意ください。

    マムシに咬まれたら

    • マムシに咬まれたら吸引器で毒を吸い出し、水で咬傷箇所を洗い流してください。
    • 体液が循環して毒が全身に回るため、激しく動いたり走ったりせず、安静にしてください。

    ツキノワグマ

    黒色の体毛で胸に白いV字形の模様を有した中型の熊で春から秋まで活動しますが、特に秋から冬眠に向けて活発に行動します。

    積極的に人を襲う行動はしませんが、子連れなどの状況や個体差により人を襲う場合があります。

    ツキノワグマの対策

    • クマは遭遇しないように心がけることが大切です。事前対策として防災ネットかみかわでクマの出没状況を確認しましょう。
    • クマは人の気配を察すると、人との遭遇を避けようとするため、調査中は鈴を身に着け、クマに自分の存在を知らせましょう。
    • 周囲をよく観察し、クマの糞や爪痕等の痕跡からクマの出没を予測しましょう。

    ツキノワグマに遭遇したら

    • クマは背を向けて逃げるものに対して追いかける習性があるので、クマから視線を外さず、ゆっくりと後退しながらその場を離れてください。
    • クマを刺激しないよう、騒いだり威嚇したりしないようご注意ください。

    イノシシ

    イノシシは警戒心が強く臆病な性格をしており、人の気配を察すると逃げますが、興奮していたり刺激したりすると、突進や噛みつき等の被害を受ける可能性があります。

    また春から夏にかけては子連れのイノシシが現れる時期なのでより注意が必要です。

    イノシシに遭遇したら

    • 大声をだしたり慌てて走りだしたりせず、イノシシを刺激しないことを心掛け、ゆっくりと後退してください。
    • イノシシは動いているものに対して敏感に反応する性質があるため、物陰があれば隠れましょう。また、木に登る等で高いところに避難することも効果的です。
    • イノシシの退路が人間のいる方向しかない場合、イノシシがその方向に向かってくることがあるので、イノシシに道を明け渡しましょう。

    ウルシ

    ウルシは接触したり近くを通ったりすると、ウルシの主成分であるウルシオールという物質が表皮から侵入し、アレルギー性接触性皮ふ炎を引き起こす植物です。

    接触した箇所はかゆみやむくみの症状が現れます。

    ウルシにかぶれたら

    • 水でかぶれた箇所を洗浄してください。
    • かぶれた箇所をかいたり触ったりせず、皮膚科で処置を受けてください。

    お問い合わせ

    神河町役場地籍課

    所在地: 〒679-3115 兵庫県神崎郡神河町比延5番地の2(大河内保健福祉センター1階)

    電話番号: 0790-34-0965 ファックス番号: 0790-34-0332

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