男女共同参画社会の実現に向けて

神河町では、平成27年度に「神河町男女共同参画推進計画」を策定し、男女共同参画社会の実現に向けたさまざまな施策を進めてきました。計画期間が令和2年度で満了したことから、今日の社会情勢の新たな課題に対応した共同参画の取り組みを推進するため、 これまでの取り組みの成果や現状と課題を整理し、令和3年4月より新たに計画期間を10年間とする、「第2次神河町男女共同参画推進計画」を策定しました。

神河町では「人権尊重のまち」として、性別に関わらず一人一人の人権が尊重され、充実した生活を送ることができるようまちづくりを進めてきました。
今後はさらに、神河町における男女共同参画に関する取り組みを総合的かつ計画的に推進することで、一人一人がお互いを認め合い、性別に関わりなく発揮されるその個性と能力を、活力あふれるまちづくりに活かしていきたいと考えます。
この度策定した第2次計画は、持続可能な社会の実現のたSDGsの視点も追加しました。第1次計画からさらに一歩進み、地域の住む人々が個々の在り方や多様性を認めて、交流する「つながり」を醸成することが重要となります。

次の4つの柱の基本目標を設定し、各種施策・事業を実施します。

1. 男女共同参画の意識づくり
2. 誰もが活躍できる環境づくり
3. 誰もが安全・安心に暮らせるまちづくり
4. あらゆる分野に参画できる社会づくり

学識経験者、各種団体等の代表者等により組織し、検討、提言を頂きました。

男女共同参画について、町民の方々および企業の考え方や状況を把握するため、アンケート調査を実施しました。

・対象者
神河町に居住する15歳以上の男女（無作為抽出）
神河町内の企業および事業所

・実施期間
令和2年11月1日から11月16日

・配布数
町民意識調査　1,500 人
事業所調査　340 事業所

・有効回収率
町民意識調査　52.7％　（有効回収 724  件）
事業所調査　49.7%　（有効回収 169 件）　

男女共同参画に関する施策や事業の洗い出しを行い、現行計画の評価・検証に向けて、庁内ヒアリング等を実施しました。