【ケアステだより】何して遊ぶ?
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ケアステーションの療育では、「あいさつ」、「体操」、「発表」、「音楽に合わせて踊る」「製作(工作や絵を描く)」など、毎回決まった活動の後に、子どもたちの自由な活動時間を設けています。これは、決まった活動による「わかりやすさや安心感」と、自由な活動による「自分で考え決めていく経験」のバランスが大切だと考えているからです。
送迎バスに乗り込むと同時に「今日は鬼ごっこしよう!」とか、「先生、一緒に遊ぼう」などの会話が始まります。スタッフには誘いやすいようですが、同年代の子は誘った時の反応が読みにくいからか、関わることをためらう子がいます。本当は友だちを誘いたいのに、どう伝えればいいのかわからずに困っているのです。そんな時は、スタッフに誘い方を教えてもらったり、間に入って気持ちを伝えてもらったりしながら、コミュニケーションの経験を積んでいます。うまく誘えた時は、飛び切りの笑顔で友だちと勢いよく部屋を飛び出し遊んでいます。
一方で、みんなが思い思いに遊んでいる時に、何をしたらいいのかわからない子もいます。そんな時スタッフに「どうしたらいい?」と助けを求められる子もいれば、言えない子もいます。その時は、発達の段階やその子の気持ちに合わせて遊びを提案しています。また、スタッフ自身が楽しんでいる姿を見せて、遊びたいなあという気持ちを育てることを大切にしたいと思っています。
子どものあとわずかでできそうな事を見つけて少し後押しできた時や、勇気を出して遊び始めた子どもの楽しそうな笑い声を聴く時は、スタッフとしてとても喜びを感じる瞬間です。
また、元気に来てね!「今度、何して遊ぶ?」
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