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あしあと

    小児科

    • ID:2683
    • [更新日:]

    当科の概要

    • 神崎郡唯一の公立病院小児科として地域の小児科医療に寄与しています
    • 専門医・高次の医療が必要な場合には、適切に判断して紹介します。
    • 丁寧な問診・診察・わかりやすい説明(疾患や治療内容について等)を心がけています。

    医師紹介

    小児科診療部長:矢橋 良嗣(やはし よしつぐ)

    矢橋医師写真

    専門分野

    アレルギー疾患

    所属学会・資格等

    医学博士、日本小児科学会(小児科専門医)、日本アレルギー学会(アレルギー専門医(小児科))、日本小児アレルギー学会、日本周産期・新生児医学会(新生児蘇生法「専門」Aコース)、小児慢性特定疾病指定医

    小児科医として、患者さんやご家族と伴走する医療をめざしています。例えば、発熱はいつからどんなパターンかなど、細かく病歴を聞いた上で診察を行います。治療方針を決め、お薬のことや次の受診のタイミングを詳しく説明し、経過を確認するよう心がけています。
    アレルギーを専門にしており、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支喘息などの治療にあたっては、これまでの診療経験と学会のガイドラインに基づいた治療を行い、正しい知識を繰り返し丁寧に説明しています。ご家族の気持ちに寄り添いながら、治療方針を十分に理解していただくためのフォローが専門医の責務だと考えていますので、同じ質問を何回していただいても構いません。安心してご相談ください。

    アレルギー相談について

    日本アレルギー学会認定アレルギー専門医(小児科)です。学会のガイドラインに沿って、20年以上に及ぶアレルギー患者の診療経験をもとに、アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・気管支喘息・アレルギー性鼻炎等の診療を行っています。

    気管支喘息

     気管支喘息の外来での治療は、以前は発作が出るたびに鎮めるもぐらたたきでした。しかしその後、発作が繰り返し出ないようにすることが外来治療の目標となり、現在では、喘息でない子どもと同じような集団生活が送れるようにすることが外来治療の目標とされるようになってきています。
     『カゼをひくとゼーゼー言う。病院で薬をもらったらいったん落ち着くが、またカゼをひくとゼーゼー言う。それを繰り返している』『日常生活では大丈夫なのに、運動すると咳が出たり、息が苦しくなるのを繰り返している』こういう場合には、投薬(抗アレルギー剤内服やステロイド吸入など)による長期管理が必要になりますので、一度相談にお越しください。

    アトピー性皮膚炎

     アトピー性皮膚炎は、かゆみを伴う慢性(乳児では2ヶ月以上、その他では6ヶ月以上)の湿疹に対する病名です。治療の目的は、皮膚の炎症を抑え、壊れたバリア機能を修復し、かゆみをコントロールすることです。スキンケアと塗り薬(保湿剤・ステロイド剤)が治療の基本で、必要に応じて飲み薬(抗アレルギー剤)も用います。
     『ステロイド剤は怖い』というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、決して怖くはありません。正しい使い方をすれば、アトピー性皮膚炎の患者さんの強い味方になります。アトピー性皮膚炎に限らず、乾燥肌も含めて湿疹が気になるようであれば、一度相談にお越しください。

    食物アレルギー

     以前は『とにかく除去』でしたが、現在は『必要最低限の除去』になってきています。例えば、卵アレルギーで除去する場合、『完全除去』のレベルから『生卵のみ除去』のレベルまで、いろいろな除去のレベルがあります。
     また、赤ちゃんで『湿疹=食物アレルギー』と思われている家族の方も多いと思いますが、必ずしもそうではありません。乳児のアトピー性皮膚炎では、その増悪因子として食物アレルギーが関係している場合もありますが、アトピー性皮膚炎と食物アレルギーがそれぞれ別々に存在している場合もあります。実際に、ある食物を食べて症状が出た場合はもちろんですが、『はっきりした症状はないが、食物アレルギーがあるのではと気になっている』『赤ちゃんのときに血液検査が陽性で、ある食物の除去を指導された。それ以後検査もせず、除去したままになっている。食べさせていいものかどうか気になっている』といった場合も、気軽に相談にお越しください。カゼなどで受診したついでに相談してくださっても結構です。
     また、『離乳食を始めるにあたって、アレルギー検査は必要ですか』という相談を受けることがありますが、私は基本的には必要ないと考えています。お母さんがある食物を食べた後に母乳をあげる度に顔が赤くなったりするといった食物アレルギーを疑わせる症状がある場合を除いて、離乳食を始めていって、実際に食物を食べて症状が出た時点で検査をすればよいと考えています。そして、アレルギー検査も万能ではなく、『ある食物を食べたら明らかに症状が出るのに、検査では陰性』というケースもあれば、『何かの機会に検査をしたら陽性と出たが、その食物を食べても症状が出たことがない』というケースもあるからです。あくまでも、食物アレルギーとは、ある食物を食べて症状が出ることなのです。

    アレルギー性鼻炎(花粉症)

    通年性のアレルギー性鼻炎や毎年の花粉症が気になっている場合、お気軽に相談にお越しください。

    赤ちゃんの臍ヘルニアについて

    当科では赤ちゃんの臍ヘルニア(=いわゆる『でべそ』)に対しての圧迫固定療法を行っています。大きさによっては生後1ヶ月からでも治療を行っておりますので、気になるようであれば、お気軽に相談にお越しください。

    このページに関するお問い合わせ先

    医事企画課

    電話: 0790-32-1331ファックス番号: 0790-32-2528

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