整形外科
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当科の概要
整形外科では、骨や関節、脊椎などの疾患を担当しています。症例にあった検査機器や治療機器を用いて骨折や靱帯損傷、変形性関節症、椎間板ヘルニアなどの主として脊椎・運動器疾患を保存的にあるいは手術的に治療しています。治療中に必要なリハビリについては、スタッフ・施設共に十分に整備されています。その他、他科の医師や看護師、ソーシャルワーカー等の専門のスタッフと共にチーム医療を行っています。
当科は日本整形外科学会研修認定施設であり、医学部卒業後の若い医師を専門医として教育指導する機関として認定されています。

日常診療の様子と治療方針
外来では、高齢化社会を反映してお年寄りの患者さんが多くいらっしゃいます。したがって、骨粗鬆症の診断と治療、予防については十分に行っています。また、予防的見地から地元医師会や学校、地域健康課と協力して学童期骨健診を行っています。また、変形性関節症(膝、股関節など)、リウマチなどで通院されている患者さんも多く、リウマチの専門外来も設けています。その他、事故等による骨折の患者さんも頻度の高い疾患として治療にあたっています。
手術件数は年間200から250件程度ですが、骨折などの外傷や人工関節手術が60%を占めています。整形外科疾患の治療は長期にわたることが多く、治療方法についても多岐にわたります。私たちは最新の情報を基に、これらを提供し、患者さんにとって最もよい方法を共に考え、治療を実施しています。

人工関節置換術
変形性膝関節症・変形性股関節症や、関節リウマチで関節軟骨や、関節の変形が高度なために、疼痛や可動域制限があり、日常生活に支障を来たしている患者さまに対して当科では人工膝関節置換術、人工股関節置換術を行っています。


医師紹介

整形外科統括診療部長:尾﨑 昭洋(おざき あきひろ)


専門分野
整形外科一般、膝関節

所属学会・資格等
医学博士、日本整形外科学会(専門医・認定医)、運動器リハビリテーション医、日本骨折治療学会、中部日本整形外科災害外科学会、日本足の外科学会
高齢者の方が多い地域なので、膝の人工関節などの住民のニーズにあった治療を提供していきたいと思っています。微力ではありますが、地域の医療に貢献していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

整形外科診療部長:山口 晋司(やまぐち しんじ)


専門分野
整形外科一般

所属学会・資格等
日本整形外科学会(専門医)
整形外科の領域では、転んだりしての骨折や外傷が多いのですが、高齢の方は入院期間が長期化する傾向がありますので、できるだけ早めにリハビリに入っていただくようにしています。整形外科領域について、この地域で大抵のことは対応できるようにと日々心がけています。

整形外科医長:飯盛 信哉(いいもり しんや)


専門分野
整形外科一般

所属学会・資格等
日本整形外科学会(専門医)、日本骨折治療学会、中部日本整形外科災害外科学会
丁寧で分かりやすい診察を心掛けています。よろしくお願いします。

整形外科医員:伊藤 克拓(いとう かつひろ)


専門分野
整形外科一般

所属学会・資格等
日本整形外科学会、中部日本整形外科災害外科学会、日本骨折治療学会

症例登録のお知らせ
当院は日本整形外科学会の認定施設のため、運動器疾患の手術に関する大規模データベースの構築および日本整形外科学会ホームページでの情報公開を目的として、手術を受けられた患者さんの情報(年齢、性別、生年月日、病名、手術術式、手術時間、手術日、1ヶ月後の治療成績等)を日本整形外科学会に登録しています。なお、情報については匿名化しており、個人が特定されることはありません。
なお、情報登録を拒否される場合は、その旨を主治医にお伝えください。ご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。
令和5年4月
このページに関するお問い合わせ先
電話: 0790-32-1331ファックス番号: 0790-32-2528