トライやる日記2025
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トライやる日記1
一日目は車いす体験をしました。押すのは前にもやったことがあったけど、実際にやってみると、とても難しかったです。特に、段差の昇り降りは難易度が高く、昇りの時は、力加減が難しく全然上がらなかったり、降りの時は、最後に力が抜けてしまいドンと降ろしてしまったりと車いすを押している人も大変なんだなと感じました。
後、腰が不自由な人の立たせ方も教わりました。腰が不自由な方は体重が後ろに行ってしまって自分で立つ事が出来ません。なので、体を前に倒し、おしりが浮いたら足に体重をのせ、支えながら立たせました。初めてなので体に変な力が入り全然成功しませんでした。でも、練習を重ねるうちに段々コツをつかみ相手に負担をかけずに立たせることが出来ました。次は、椅子から椅子へ移動する動作をやりました。これもさっきと一緒で体を前に倒し、おしりが浮いたら足に体重をかけ、下半身を支えて移動しました。これも、見た目より難しく相手に負担をかけずに移動するのは難しく、何度も何度も練習しました。ちょっと負担がかかったけど、最初の時よりうまくできてうれしかったです。
2日目はリハビリテーションの見学に行きました。ここでは、実際にリハビリをしている様子を間近で見ました。理学療法士の方は患者さんに声掛けをたくさんしていたり、支えをずっとしていたりなど相手の状況に合わせて患者さんが安全にリハビリができるようサポートをしていました。僕も実際に車いすに乗った患者さんをリハビリテーションに移動するという仕事もしました。
最初は車いすを上手に押せるかな、壁や柱にぶつからないかな、患者さんと一緒にお話できるかな、などいろいろな不安がありました。でも理学療法士の方のサポートもあって、無事にリハビリテーションまで移動することができました。その時はすごくうれしかったです。この仕事はすごく大切でやりがいがあるなと感じました。僕も理学療法士の方みたいに、いろいろな方を支えていけるようにがんばりたいです。
昼からは、手術室、放射線技術科、薬剤科、臨床検査科の順番にまわっていきました。特に2つが印象に残っています。1つ目は手術室です。ドラマなどでよく見たことのある部屋でいろいろな機械や器具があり、相手の症状に合わせて部屋を変えて、手術しやすい状況をつくる工夫をしていました。
2つ目は放射線技術科です。皆が見たことのあるレントゲンやMRIなど体の異常をみる機械が多かったです。どの機械も形が異なり、相手に合わせて使う機械を変えているそうです。
この神崎総合病院でいろいろな場所でいろいろな事を学べてとてもよかったです。
市川中学校(K.T)

トライやる日記2
トライやるウィーク初日、院長先生にご挨拶をしてから手洗いの仕方を実践しました。感染症がどのように広まるのか、どうすれば防ぐことが出来るのかを教えていただき、蛍光着色料を使って手の汚れを観察しました。一度、手を洗うだけでは中々汚れがとれず、二・三度目でようやく汚れを落とすことができました。日頃から手洗いには気を使っていますが、これからは今以上に気を使っていかなければならないと感じました。
昼食をはさみ、午後からは車椅子体験と患者さんとの接し方について教えていただきました。車椅子体験では車椅子の立て方、ストップのかけ方、持ち上げ方などいろいろなことを学ばせてもらい、実際に車椅子に乗ったり、自分よりも大きい人を車椅子で持ち上げたりしました。手は下へ引く感じで、足は前へ押す感じで車椅子を上げると、自分よりも体の大きな人を簡単に持ち上げることができました。車椅子を上げ下げする際に、「あげますよ」「さげますよ」と声を掛けると車椅子に乗っている人が安心して身を任せることが出来るので、必ず声を掛けることを意識しました。
患者さんとの接し方では、自分では体を動かすことが出来ない人をどのようにして運ぶのか、患者さんにストレスがかからないように接するにはどうすれば良いのか教えていただきました。「斜めに持ち上げてお尻を少し浮かせてから動かしてみるといいよ」とアドバイスをしていただきましたが、中々上手くすることができず、とても難しかったです。
「患者さんを理解し、その人にあった対応をする」ことが大切だと教えていただきました。価値観は人それぞれ違っても、それを否定するのではなく受け止めることが大事なのだと思いました。
2日目はリハビリテーションへ行き、外来の方のサポートや入院患者さんのリハビリを見学させていただきました。私を担当してくださった方は理学療法士の方でしたが、他にも作業療法士や言語聴覚士など、さまざまな分野で活躍されている方がいらっしゃいました。リハビリを見学するにあたって、患者さんとお話する機会がありました。上手く受け答えできていたのか分かりませんが、私自身、患者さんとお話していて、とても楽しかったですし、それと同時にこの仕事には「技術だけではなくコミュニケーション能力も必要」ということが分かりました。
午後からは「手術室」「放射線技術科」「薬剤科」「臨床検査科」に見学へ行きました。特に印象に残っているのは手術室と臨床検査科です。手術室にはドラマでよく見る機械や、見たこともない機械がたくさんあって、印象に残っています。臨床検査科では肺活量の検査や首のエコーを実際にすることができました。普段できない体験だったので、とても楽しかったです。
これらの体験をいろいろな学びにつなげていき、学校生活や将来の夢に向かって頑張っていきたいです。
神河中学校(K.K)

トライやる日記3
今回トライやるウィークで私はたくさんの学びを得ることができました。
私が特に印象に残っている仕事は、車いすの体験や体を動かしにくい人の介護の練習です。私も将来誰かの介護をしたり、介護の仕事に就いたりするかもしれないので、とてもいい体験ができたし、介護の大変さを知れたので、周りに介護で困っている人が居たら助けられるようになりたいなと思いました。
私が面白いな、もっと知りたいなと思った仕事はリハビリです。私がすごいと思ったのは、患者さん1人1人にちゃんと向き合って、入院する前のもとの生活に戻れるように最大限にサポートしているところです。患者さんが不安にならないように笑顔で全員の患者さんとしゃべっていてすごいなと思ったし、私も1人1人のことをちゃんと見て向き合っていけるような人になりたいです。
私はトライやるで医療の仕事を体験してみて、自分が知らなかった医療の仕事を知れたし、自分が病院で診てもらうのにはこれだけたくさんの人が関わっていて、働いてくださっているんだなと改めて感じたし、私も将来「医療」という形でたくさんの人の役に立ちたいとより強く思いました。
神河中学校 H.F

トライやる日記4
トライやる初めての体験では手洗いの大切さや手袋を脱いだ後に残っているウイルスがあるのを知りました。ほかにもエプロンの着方を教えてもらいました。
ですが、エプロンや手袋をつけるのにてこずってしまいスムーズにできる病院の皆さんはすごいなと思いました。
午後からの車いす体験や、患者さんとの接し方では体の不自由な方の対応を教えてもらい、体験してみたとき立たせるのに角度や力加減が大切だなと思いました。患者さんを移動させるときあまりコツがつかめずこれで大丈夫かなと思いました。
車いすの体験では段差を超えるときのコツを教えてもらいました。コツを教えてもらう前は不安定で、患者さんが安心して乗れないような感じでしたがコツを教えてもらい少しでもましになったかなと思いました。体の不自由な方が安心して過ごせるようにするためには相手のことをすごく考えて行動しないといけないなと思いました。
そして何より大切だなと思ったことは相手のことを考え明るく会話することが大切だなと思いました。医事企画課の体験では番号を配るとき大きな声と笑顔で渡したり、耳や目が不自由な人はサポートが必要だということが知れました。午後からの北館2階病棟では患者さんと看護師さんの笑顔になるような会話がたくさんありました。私も自然にこのような行動ができるようになっていきたいです。
市川中学校 A.K

トライやる日記5
今回、トライやるウィークに参加させてもらいました。
いつもは利用者側の目線で病院に行っているので、実際に働く側の目線に立ってみると景色が全然違うし、思っていたよりも忙しくて、働いている人の気持ちも知れて勉強になりました。
今回のトライやるウィークで、心に残った仕事は、病棟での仕事です。病棟での仕事には憧れを抱いていたので、とても嬉しかったです。でも、思っていたよりも病棟での仕事は忙しくて、疲れが出やすかったですが、患者さんのお部屋や身の回りを掃除させてもらったときに、患者さんからの「ありがとう」の言葉でとてもやる気が起こってきました。そして、患者さんのために何かするということはとても心地いいことなんだと改めて今回の病棟で働いてみて分かりました。
今回の体験を、今後に活かしていきたいし、いろんな人たちの役に立つような行動を周りの人にしていきたいです。そして、困っている人を見つけたら助けてあげたいです。そして病院のなかの仕組みも覚えて知識をたくさん増やしていきたいです。
市川中学校 M.H

トライやる日記6
今回はトライやるウィークで神崎総合病院に行かせてもらいました。
患者さんのお部屋のシーツ交換の時は、一人につき1回エプロンと手袋を変える作業をして、一部屋につき4人の患者さんたちがいたので、部屋の個数は少なくても沢山の患者さんのお手伝いを短時間でしているんだなと、すごいなと思いました。エプロンと手袋は3時間の間に数え切れないくらい初めてつかって年配の人や病気などで動けない人達のためには看護だけじゃなく清潔な環境整備のためにきれいな状態でいなければならないことがよく分かりました。
環境整備の他にも患者さんと看護師さんを見ていて気づいたことは、患者さんとのコミュニケーションスキルも凄く大切で最初はどんな風に声かけをしたらいいのかよく分からなかったけど、看護師さん達は患者さんに対して親しみを持って接していたり耳が遠い人には大きな声掛けをしたり、患者さん一人一人に対する対応が凄く丁寧だなとおもいました。
最近では少子高齢化が進んでいて若い人達より、介護などを必要とする年配の人達の方が増えてくるので看護師はとても大変で重要なお仕事なんだなと今回の経験で実感しました。
市川中学校(K.M)

トライやる日記7
トライやるウィーク五日間働いていろいろ体験できたしいろんなことを学びました。
車いすの乗り方や、きれいに洗う手の洗い方や、発注の仕方などを学びました。
一番印象に残ったのは、受付でした。受付では、話したことのない初めて会う人に話しかけたりしないといけなかったので緊張しました。でも思い切ってあいさつしたときに返してもらったとき、とても嬉しかったです。めちゃくちゃ緊張しているときにこういったことをしてもらうと、とてもホッとしました。
初日の車いす体験、患者さんへの接し方では、僕は、相手をどれだけ楽にできるかを考えました。とっても難しかったです。強くつかんだら痛いし、弱すぎてもつかめないので難しかったです。
この五日間とってもいい体験できました。これからの学校生活に活かせたらと思います。
市川中学校 Y.M

トライやる日記8
トライやるウィークを5日間働いていろいろなことを学びました。
一番楽しくて印象に残ったことは臨床工学室です。臨床工学室では発注をして検品をしました。
初日は手洗いの仕方と車椅子の操作の仕方などを教えてもらいました。手洗いの仕方は意外と知らないことが多かったのでとても勉強になりました。
車椅子体験では段差の対応方法や患者さんをベッドに移す方法などもやりました。
4日目の受付の仕事はとても楽しくて病院に来た人にあいさつをするけど初めて会う人だからあいさつをするのはちょっと緊張しました。
5日間体験をさせてもらえて楽しかったです。
市川中学校 S.I

トライやる日記9
私がトライやるウィークで一番印象に残った事は二つあります。
一つ目は、給食科で入院患者さんに食事と一緒に配るカードを作った事です。私はあまり絵が得意な方じゃないので何を書いたら入院患者さんに喜んでもらえるのか、元気になってもらえるのか、を考えるのが難しかったです。
去年、先輩が書いたカードを見せてもらいましたが、先輩は折り紙や、ペンを使って色鮮やかな温かいカードを作っていて、こういうふうな、患者さんを思う気持ちが伝わるカードを作りたいと思いました。私は6月ということもあり季節に合った、梅雨の傘をさして笑っているカエルを書くことにしました。カエルの顔が少しいびつになったり、傘の形が変わってしまったりと、完璧にはできなかったけど、患者さんに思いが伝わったらいいなと思います。
もう一つ印象に残った事は、4日目の北館2階病棟です。そこでは入院患者さんの足を洗ったり、ベッドのシーツや、枕カバーを変えたり、環境整備などの仕事をしました。足を洗う仕事では、力加減が分からなくて、弱い力で洗っていると、患者さんが、彩乃ちゃんもっと強い力でやってもいいよと言ってくださいました。患者さんにも優しくしてくださってとても心が温かくなりました。
神河中学校 A.I

トライやる日記10
1週間の間、神崎総合病院でお世話になりました。初めて病院に出勤したときは、緊張であいさつの声が小さくなりがちでしたが、院長先生のご挨拶の時には、大きな声で挨拶できるようになっていました。
日常で毎日する手洗いも、実はちゃんと手についたウイルスを取りきれていなかったり、病院で働いている方々が「ウイルスをうつさない・うつされない」ということに一番気をつけている、ということを知りました。
車いすを押している人が、乗っている人が安心して身を任せられるように段差があるところなどは、「上げます」、「下げます」という声掛けが大切だと学びました。私は今まで車いすに乗ったことも、押したこともなかったので、今回の体験で車いすと関わることができました。この体験を生かして、周りの人を助けたり、自分で動かせるようにしたいと思います。
トライやるに行くまでの私は、病院で働いている方々はどんな仕事をしているのか、全く知らなかったし、病院の中で働く職業は、医師や看護師のほかにどんなものがあるのかも知りませんでした。
しかし、この神崎総合病院でいろいろな部署を体験させていただき、将来の夢に対する視野が広がりました。この1週間のトライやるウィークでの体験は、一生忘れません。一週間本当にありがとうございました。
神河中学校(M.U)
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