神河町町勢要覧
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誇りと愛着の郷土づくりみんなで掘り起こす神河町の魅力若い世代へあたたかいハートをつないでいく福田憲洋さん 自然や人の魅力に加え、じつは観光スポットも多いですよね。山名町長 そうですね。観光戦略では越知川名水、銀の馬車道、砥峰・峰山高原など三つのエリアの魅力をPRしていますが、まだまだできることがあると思います。広報、ケーブルテレビ、インターネットなど、世代に合わせて情報を発信して、とにかく「神河町」の知名度を上げたい。地域の魅力を掘り起こし、磨き上げて地域の自慢にしていく。それができてこそ住んでいる地域に自信が持てると思います。奥野学さん 私は孫の敬老参観の時、いつも自己紹介で「兵庫県の真ん中で一番人口の少ない小さなまち神河町から来ました」と言っています。山名町長 そうやって町民の皆さん一人ひとりに神河町をアピールしていただきたいですね。福田舞さん 私たちは、人の良さや人とのつながりの深いところが、まちに愛着が生まれる一番の理由だと、子育てを通して感じています。奥野ますみさん 私もそう思います。子どもは地域の宝。神河町では、みんなが子どもを見守ってくれる。子育てには最高の場所ですよね。人にあたたかいまちだから、私も長く住めていると思います。福田憲洋さん 駐在所勤務をして思うのですが、地域の皆さんのつながりは心強いです。私も、新しく移住されてくる家族にまちの良さを伝えて、人とのつながりを深めていきたいです。奥野学さん 私は区長をして3期目になりますが、度々発生している大雨・集中豪雨の災害を未然に防止して、みんなが安心して暮らせる集落づくりを進めていきたい。そしてみんなで楽しく田舎暮らしを満喫したいです。山名町長 私にとっては、ここに集まっておられるような町民の皆さんが誇りです。本当に皆さん、心があたたかい。本音で話して、つながりを感じられて、田舎の良さだと思います。将来像のように、神河町はハートでふれあうまち。私たちにとって、一見当たり前のような人間関係であっても、その中にこそまちづくりのヒントがあります。そんな神河町ならではの環境を大切に、「住んでよかった」と思えるまちをこれからも育んでいきましょう。平成27年8月11日峰山高原ホテル リラクシアにて収録トを1212

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