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あしあと

    平成26年3月のメッセージ

    • ページID:144
    • [更新日:]

    大会史上最多の88カ国・地域から約2,900名の選手が参加し熱戦を繰り広げたソチオリンピックは、隣国のウクライナでは西欧とロシアの勢力争いを背景に大統領が退陣する事態が起こりましたが、多くの感動の中無事17日間の祭典を閉幕しました。
    最年少15歳から最年長41歳まで日本選手の頑張りは、私たちにたくさんの勇気と感動を与えてくれました。
    大きな重圧のなかで「これまで支えてくれた方への感謝の気持ちを伝えるために」という高梨沙羅選手の言葉の中に、このオリンピックが選手にとっても私たち国民にとっても「特別」なものであることを強く感じました。7日からのパラリンピックでも多くの感動のシーンが生まれることでしょう。

    さて、11日に開催されました人権啓発講演会では、「タッチ先生」の愛称で知られる藤井輝明医学博士をお招きし、見た目でいじめられた自らの体験を通して、「今を生きる」と題したお話をお聴きしました。差別体験を克服するには相当のエネルギーが要ること、そして、家族や周りの支え・応援があってこそ今の自分があるということを「しなくて良い苦労、偏見、差別はしない方が良い。そして地域のなかで一緒に育ったことを誇りに思えるまちづくりの大切さ。」として伝えていただきました。
    2月半ばに関東甲信等太平洋側を襲った記録的な大雪の中で孤立集落が出てまいりました。安全安心のまちづくりのためにはいつ起こるかも知れない災害への備え、地域の絆が欠かせません。そのような中、12日には、災害時におけるLPガス等の支援協力に関する協定調印を行いました。あってはいけないことですが、今後神河町で地震、風水害等大規模な災害が発生、または発生する恐れがある場合、避難所等へのLPガス等の供給確保を行ってまいります。

    その他、雪の残る新田ふるさと村での雪だるまフェスタ、文化財シンポジウムの他、薬神さん、愛宕山など地域の伝統行事にも多くの方が参加をされました。

    新田ふるさと村 雪だるまフェスタの様子

    新田ふるさと村 雪だるまフェスタ

    さて、3月4日より27日まで、24日間の会期で3月議会定例会が開催されます。
    この定例会には平成26年度各会計予算、条例改正など38議案および、報告2件について提出いたします。平成26年度予算は、一般会計で83億4,460万円となり、その他の会計含めた13会計で総額159億4千3百万円余りで、平成25年度と比較して7.1%増の予算編成となりました。

    26年度重要事業として、若者世帯向け家賃補助事業としての新婚世帯・子育て世代への家賃補助と低家賃住宅の建設。学校給食費の無料化に向けた取り組みの一環として、材料費および消費税引き上げ分について町負担とし、給食費を据え置き。また、森林施業促進と朝来市生野町に建設予定のバイオマス発電施設等へ間伐材の供給体制整備の推進。かみかわブランド開発支援事業や播磨広域連携をはじめとしたネットワークづくりをさらに推進し観光交流からの定住・雇用創出につなげてまいります。
    病院を核とした健康福祉のまちづくりについては、介護、看護、医療、健康、福祉各機能の連携等について、更にもう1年継続して調査・研究を進めてまいります。平成28年度からの地方交付税1本算定と人口減少することでの税および地方交付税の減収への対応が今後の大きな課題となってまいりますが、集落要望事業2年目の今年は、道路維持修繕等計57件を見込んでおります。その他ごみ減量化に向け、特に生ゴミゼロをめざし、コンポストによるゴミ処理コストを削減するためのモデル地区での取り組みなど、検討してまいります。

    3月1日本日開催されます設立総会において、新区「しんこうタウン区」が37世帯住民のもとで誕生となります。また、吉冨営農が法人化に向け手続中であり、山田営農、新野営農に続き町内で3地区目の法人組織となります。一方、郡婦人会の閉会を受け、長きにわたり地域づくりの一翼を担っていただいた町婦人会は30日をもって閉会となりますが、引き続き、各区自主防災の女性リーダーとして参画・ご支援をいただきますようお願いいたします。
    神河町は、現在も兵庫県立大学との連携によりさまざまなイベントや古民家再生事業等に取り組んでいますが、3日には、宮城大学を含めた3ヵ年の3者共同事業として、まちづくりの担い手育成のための実践教育事業のための協定調印を行い、より一層の産学官地域連携のまちづくりを進めてまいります。

    その他、3月も9日には郡医師会主催による健康講座、桜華園の開園、カーミンの春まつり、とのみね高原山焼きイベント。また、女子サッカーチーム アスレハリマ“アルビオン”のチャレンジリーグ参戦をお祝いしてスポンサー的支援も行ってまいります。

    桜の青空博物館「桜華園」の様子

    3月21日 桜の青空博物館「桜華園」が開園します

    神河町の風景

    結びになりますが、国会ではエネルギー基本計画やTPP,憲法、労働法制など私たちの生活に深く関わる内容の審議が続けられています。
    また、1日からは春の火災予防運動が始まります。寒暖の変化が大きく、空気が乾燥しております。火の元と体調管理には十分ご留意いただきましてお過ごしいただきますようお祈りし、3月のごあいさつとさせていただきます。

    このメッセージは、神河町ケーブルテレビネットワークの自主放送番組“町長からのメッセージ”から引用しています。

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