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平成23年1月のメッセージ

更新日:2018年1月11日

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あけましておめでとうございます。皆様には、ご家族おそろいでお健やかに新年をお迎えのこととお喜び申しあげます。

早いもので町長就任以来、一年余が経過し、スケジュールを追いかけながらひた走ってきたような気がいたします。
『まずは、神河町を知ること』このことを基本にできる限り多くの施設へ、多くの行事に、多くの会議にと皆様方との交流が図れるようにとの思いで取り組んでまいりました。働く側、あるいは経営者側、多方面にわたる方々とお話できる機会に恵まれ、直接の声が聞けるようになり、そのなかで、「神河町を良くしたい」という思いは皆同じであることを痛感させていただきました。そして、私自身も「住み続けられる町」「民主的な町づくり」を考え、実践できる喜びを感じているところであります。

さて、国におきましては、2011年度予算が閣議決定され、1月中旬から予算案を国会に提出し与野党により審議される模様であります。国における累積赤字は850兆円を優に越えるといわれており、国民生活や地域に配慮した施策への重点配分がなされる一方で、一般会計総額が過去最大の約92兆4000億円。それに対する税収は約40兆円、支出での借金返済にあたる国債費は21兆円と財源の大きな圧迫要因にもなっています。
また、昨年11月末には経済対策補正予算約5兆9千億円が可決され、当町においても地域活性化交付金として約7千8百万円余りが交付される予定となっております。これは、中播磨管内でみますと神河町への限度額は他市町と比較して高い水準となっております。これに伴う補正予算につきましては、1月早々の神河町議会臨時会において審議いただくこととしております。
また、目玉施策のひとつである子ども手当ては平成23年度から3歳未満に限って1万3千円から2万円へ引き上げとなるようです。子どもが成長するほどお金がかかるとの見方もありますが、高校授業料の無償化と一体的に考えるとき、少なくとも子どもに対する教育の保障という制度・しくみが少しずつできつつあるのではないかと考えます。

さて、合併5周年を迎えた神河町にとって、昨年12月11日は「神河町観光元年」、そして新たな出発の日でありました。それは、心待ちにしていました映画『ノルウェイの森』が日本公開を皮切りに世界50の国と地域で上映されること。しかもそのメインロケ地の神河町の砥峰高原・峰山高原リラクシアの森がスクリーンを通じて日本から世界に発信され、関西有数の高原にまた新しい歴史の1ページが加えられたのです。まさしく、観光元年・観光客100万人に向けてスタートした訳です。
また、神河町では、毎月11日は「人権をたしかめる日」そして、神河町マスコットキャラクター『カーミン』の誕生日は2月11日。私はこの11日を『ノルウェイの森ふれ“あい”デー』と位置づけ、銀の馬車道プロジェクト事業等との連携を深めながら、神河町ハート型観光を楽しんでいただけるよう、引き続き観光交流センターを拠点に、映画『ノルウェイの森』効果を最大限に活用しながら取り組みを進めてまいります。

合併特例債事業も合併のシンボルともいえる神河中学校が開校いたします。
また、神崎小学校は平成25年4月の開校目指し準備を進めています。平成23年を迎え、私の政策課題であり、神河町の重点施策は何といっても第一は安全・安心な学校園統合整備事業の推進であります。神河中学校については、各部会において対応協議していただいているところですが、特に自転車通学対策としての信号機・防護柵の設置、歩道狭隘部分の対応、道路標識看板等の移設等不安箇所の整備対応が喫緊の課題となっております。県で対応できる部分、町で対応が必要な箇所について急ぎ整理をしながら進めてまいります。
また、神崎小学校・幼稚園建築につきましても、木造と鉄筋コンクリートの混合型の校舎建築の実施設計段階に入っており、本年春の着工めざし粛々と進めてまいります。
第二は、財政健全化に向けた取り組みであります。ひとつに、実質公債費比率は平成21年度末の22.8%から現在、22.5%となっており引き続き、平成26年度末実質公債費比率18%未満に向けて、まずは町長報酬2割削減他、特別職期末手当等削減の継続と適正な人事管理による、人件費の削減に取り組みます。
第三は、公立神崎総合病院の経営健全化と医師の確保であります。現在住民一人1万円の負担で病院を支えていただいている財政状況ですが、医師不足が全国的な課題ではありますが、現在、住民有志による地域医療の充実を考える動きも始まっており、魅力ある病院にしていくための環境を整えながら、中播磨医療圏域の北の中核病院として、医師の確保・定着に向けた取り組みを住民のみなさまとの連携を深めながら、引き続き行ってまいります。
そのような中、本年1月より外科医師が着任いたしました。しかし一方で、昨年12月末で再び常勤小児科医師の退職により現在常勤小児科医師が不在という状況となっています。喫緊の課題として、小児科医師の確保に取り組みます。
第四に、私の政策課題として、(1)子育て・教育対策、(2)医療・福祉対策、(3)住民参加による開かれた行政、(4)雇用・地域振興施策、(5)防災、安全・安心のまちづくりです。
とりわけ、神河町を元気にするには、農林・商工・観光振興であります。昨年11月には中播磨管内8つの森林組合が合併し、中はりま森林組合が発足いたしました。また、宍粟市においては兵庫木材センターも竣工いたしました。町内林業事業所、森林所有者との連携強化しながら神河町産木材の需要拡大、そして災害に強い森づくり、鳥獣害駆除対策と効率的な森林整備、さらには空き家利活用の推進や若者定住に向けた住宅施策等を展開、地域振興施策・若者定住対策等の研究・推進に取り組んでまいります。そして、商工会とも連携を深めながら、町の賑わいづくりの事業を進めてまいります。

また、昨年末より「神河町版事業仕分け」がスタートしました。延べ3回の委員会が開催され、第1段として16の事業の判定結果の報告をいただきました。今後も引き続きお世話になるわけですが、この度の判定結果につきましては、その内容を尊重し、精査・検討を行い、方針決定をいたします。
ケーブルテレビ事業についても協議していただきましたが、先の11月臨時議会において、CS送信方法について姫路ケーブルテレビウインクへの業務委託が決定しました。今後さらに効率的運営に向けた研究を進めてまいります。

町長懇談会では、各区のご理解をいただき全39集落へお邪魔させていただくことができました。カドミウム米問題や学校建築事業、道路整備・災害危険対策、そしてサル、シカ、イノシシを中心とする獣害対策など住民の方々が抱える切実な声として聞くことができました。あらためて、行政の原点に立ち返りながら、住民参加による開かれた行政運営をめざし平成23年度も引き続き、町長懇談会を実施させていただきながら、現状を共有し、「参画と協働」によるまちづくりをさらに進めてまいりたいと考えています。

関西広域連合の発足や、『地域主権』が叫ばれるなか、国と地方のあり方、地方と地域・住民の関係においても、その態様は少しずつ変化しています。
繰り返しになりますが、『まちづくりの原点は神河町を知ること』このことを基本に、地域と一体となって、地域振興施策を推進してまいります。

昨年10月1日現在の国勢調査人口は、5年前を800名近く下回っているようであります。各集落においては住民主体の自治活動が活発に行われています。地域の良さを再発見していくと同時に地域の取り組みに学びながら、お年寄りが安心し、子どもたちの笑顔があふれ、神河町に住んでよかったといえるまちづくりに向けて、情報の共有・意思疎通とチームワーク強化を図りながら、そして、「明るさ」と「元気」をもって住民の皆様にさらに信頼していただける役場組織・体制づくりに取り組んでまいります。引き続き、町民の皆様方のこれまで以上のご支援・ご協力をお願い申しあげます。

最後になりますが、町民の皆様のご多幸、ご繁栄を心よりご祈念申しあげ、平成23年(2011年)が、平和で安心して暮らせる世の中、昨年より少しでも幸せを実感できる一年となりますことを願い、新年のご挨拶とさせていただきます。

※このメッセージは、神河町ケーブルテレビネットワークの自主放送番組“町長からのメッセージ”から引用しています。

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